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19.Nov.2019

今市隆二 インタビュー【1】「撮影が始まって、初日から相当くらいました」俳優デビュー作『On The Way』を語る

内なる強さを宿すオトコ

一途に、頑固に、ストイックに……。持ち前の精神力と才能をひたすら歌に捧げてきたボーカリストが、昨年のソロデビューを機に新境地に到達。俳優として映画の世界に飛び込むなど、〝表現〟への衝動を多方面で解放している。どれだけ実績を重ねても、歩みを止めない。戦い続ける男の原動力とは?
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ジャケット¥640000、Tシャツ¥39000、パンツ¥120000 、ベルト¥49000、シューズ¥90000/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス) アクセサリー/本人私物

【PROFILE】今市 隆二

1986年9月2日生まれ。京都府出身。2010年に行われた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2~夢を持った若者達へ~」で合格し、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカルに抜擢され、同年シングル『Best Friend's Girl』でデビュー。2018年1月よりソロプロジェクトを始動。ニューシングル『RILY』が10月30日発売。

新しい表現の形を体感して大きな収穫になりました

「撮影が始まって、初日から相当くらいましたね」と、少し嬉しそうな表情で口を開いた今市隆二さん。俳優デビュー作となった短編映画『On The Way』でメガホンを取った松永大司監督は、厳しい演出・指導でキャストの本質を引き出してきた存在。少なくとも、アーティストとして培ってきた表現が通用する現場ではなかった。

「やっぱり、カメラを向けられると無意識のうちに力んでいたんだと思います。『隆二かっこつけんな!』と、最初は監督から容赦なくダメ出しされてしまいまして。自分の殻を破れるまで、何度も何度も撮り直しました。覚悟はしていたものの、『初っ端からこれか』と、不甲斐ない気持ちになってしまいましたね。誰よりも作品への愛情が強い監督に負けないように、必死に食らいついていきました」
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シビアな現実に打ちのめされ、もがきながら自分と向き合っていく。今市さんとシンクロするように、劇中で演じた健太も〝相当くらう〞時間を過ごしていた。NPO活動をしている母の代理で訪れたメキシコで、アメリカとの国境を目指す移民たちの過酷な環境に触れたからだ。

「幸いにも実際にメキシコで撮影することができたので、自然と健太に感情移入することができました。終盤で内に秘めた感情を吐露する重要なシーンがあったのですが、メキシコの綺麗な朝日に背中を押されたような感覚があって、集中してやりきることができました。監督も満足そうな表情をされていたので、すごく達成感がありましたね。今回の作品を通して、どんな環境に置かれても、希望を捨てずに生きている方々を少しでも励ますことができたら嬉しいですね」
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