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あの人に会いたい!

あのエミー賞も獲得した人気番組「RPDR」のクイーンが東京に集結!その様子の一部をレポート!

OPULENCE、まさに贅沢なひとときを感じるイベントが開催

Netflixでもお馴染みの人気リアリティショー『RuPaul’s Drag Race(ルポールのドラァグレース)』のシーズン10&11の人気出演者Vanessa Vanjie Mateo、そのドラァグマザーでもありシーズン3でTOP3に残った実力者Alexis Mateo、そこに加え、タイのドラァグレースシーズン2で優勝を果たしたAngela Anang、そこにTokyo Queen達が集った夢のような祭典、OPULENCE(オピュランス)が1月7日にZepp DiverCityで開催された。
今回はその会場の熱い様子をレポート!
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当日、まず行われたのはドラァグイベントではおなじみの、ショーケース開幕前のクイーンたちに直接会え、共に写真撮影などが叶う「Meet & Greet」。
そのプレミアチケットを幸運にも手に入れたのが、一部のファン達。
ドラァグクイーンを心底愛する熱狂的な彼ら、彼女たちは、クイーンを見るなり感動して泣き出したり、大声をあげたり、緊張のあまり動けなくなったり様々な反応を見せていたが、どれも一様にクイーンたちへの深い愛とリスペクトが垣間見えた。それほどにまで、ドラァグクイーンにはファン達を惹きつける魅力があるのだ。

と言うのも、『RuPaul’s Drag Race(ルポールのドラァグレース)』はNetflixなどを通じて世界中で放映されるだけでなく、米国において最も優れたテレビ番組を表彰するエミー賞を何度も受賞しているほどの人気番組。
そんな人気番組の出演者たちに直接会えるのだから、上記のように興奮するのはなんの不思議も無い。

どこまでも豪奢!そして、一寸の隙もないヘアメイクは圧巻!

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オープニングはAlexis Mateoのショーから。絢爛豪華な衣装、一寸の隙もないヘアメイクで登場した彼女の姿を目にした観客達のボルテージは一気に上がる。
元来、ドラァグクイーンのDRAGには「引きずる」という意味がある。まさにオーディエンスは彼女達のショーに引きずられていくように、非現実の世界に引きづられていった。
楽曲と完全にシンクロした口の動きはリップシンクと呼ばれ、ドラァグクイーンにとって重要なファンダメンタル(基礎的な技術)。中でも、Alexis Mateoはキャリアに裏打ちされた一寸の狂いもない「口パク」で会場を沸かせた。 

新時代のドラァグクイーンがタイから登場! 見事にビヨンセを演じる!

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続いて登場したのが、タイから参加したAngela Anang。彼女は「ルポールドラァグレース タイ」の2ndシーズンの優勝者。特に、ビヨンセのショーを得意としている彼女のリップシンクはまるでライブを観ていると錯覚させるような傑作。この日も、「Crazy in Love」に合わせ、歌い舞った。
従来、ドラァグクイーンの多くは、「普段生活してる時」は男性の姿であるが「ショーの時」はヘアメイクを施し女装するというタイプが多かったが、昨今トランスジェンダー(男性から女性、女性から男性を問わず)で活躍するタイプも増えている。まさに多様性の時代へと突入している。彼女はその一人でもある。
こうして、しなやかに時代の変遷に合わせドラァグクイーンの定義もアップデートされていくのはとても興味深い。
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