ピープル
あの人に会いたい!

話題のソロアーティスト・NOA 根底には韓国でのストイックなトレーニングと切磋琢磨した仲間の存在がある[vol.1]

エンターテインメントの本場・韓国で鍛えられた青春時代

2022年に放送されたドラマ「君の花になる」で、劇中のボーイズグループ「8LOOM」のメンバーの一人・久留島巧役での活躍も記憶に新しい、ソロアーティストとして活動を行うNOA(ノア)さんが初登場。小学生の頃に映画『ハイスクール・ミュージカル』やBIGBANGと出会ったことで歌やダンスといった表現の魅力に触れてきたNOAさん。12歳の時に韓国の美容室で憧れのBIGBANGが所属する大手芸能事務所YGエンターテインメントにスカウトされて、夢への一歩を踏み出した。2018年に帰国し、日本でソロアーティストとしてデビューを果たしたが、その根底にある価値観やストイックな姿勢は韓国で培われたものだという。

「韓国にいた頃の練習量はすごかったですね。当初は言葉も分からなかったし、全く何もできない状態で事務所に入って、周りの子たちと比較されることへの不安や怖さもあって、ショックを受けた時期もありました。だんだんと環境にも慣れて、色々な練習にトライしていくうちに実力がついてきて、次第に練習に打ち込めるようになりました。やっぱり韓国特有のトレーニングの仕方や同世代の子たちの勢いに刺激を受けていたというのは大きいですね。今ソロで活動をしていて、なかなか当時ほど追い込めていないなと思うときもあって。韓国にいたときはどうやって練習していたかな、どのくらいのペースでやっていたかなというのは自分の中の基準として常に思い出すようにしています」
pattern_1
当初はBIGBANGのようなボーイズグループを目指し、練習に励んでいたというNOAさん。目まぐるしい日々の中でさまざまな創作に関わるうちに、目指す目標にも変化があった。

「月末テストというものが毎月あって、常にその課題に追われていました。僕ともう一人の子が同じレッスンを受けるグループの中でも初期からいたメンバーだったので、後から入ってきた子たちを引っ張っていかないといけないという立場で、ソロ曲やグループ曲の振りやフォーメーション、歌唱パートの割り振りなども自分たちでアレンジして、テストに向けて準備や練習をしていました。そのうちに自分で楽曲制作もするようになり、だんだんとソロアーティストのかっこよさや素晴らしさを知って、自分もソロアーティストとしてデビューしたいという思いが芽生えるようになりました」
次のページ>>演技という新たな挑戦によって叶えた、ボーイズグループとしての活動
20 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ