エンターテインメントの本場・韓国で鍛えられた青春時代
「韓国にいた頃の練習量はすごかったですね。当初は言葉も分からなかったし、全く何もできない状態で事務所に入って、周りの子たちと比較されることへの不安や怖さもあって、ショックを受けた時期もありました。だんだんと環境にも慣れて、色々な練習にトライしていくうちに実力がついてきて、次第に練習に打ち込めるようになりました。やっぱり韓国特有のトレーニングの仕方や同世代の子たちの勢いに刺激を受けていたというのは大きいですね。今ソロで活動をしていて、なかなか当時ほど追い込めていないなと思うときもあって。韓国にいたときはどうやって練習していたかな、どのくらいのペースでやっていたかなというのは自分の中の基準として常に思い出すようにしています」

「月末テストというものが毎月あって、常にその課題に追われていました。僕ともう一人の子が同じレッスンを受けるグループの中でも初期からいたメンバーだったので、後から入ってきた子たちを引っ張っていかないといけないという立場で、ソロ曲やグループ曲の振りやフォーメーション、歌唱パートの割り振りなども自分たちでアレンジして、テストに向けて準備や練習をしていました。そのうちに自分で楽曲制作もするようになり、だんだんとソロアーティストのかっこよさや素晴らしさを知って、自分もソロアーティストとしてデビューしたいという思いが芽生えるようになりました」