ピープル
いい男に会いたい!
15.Jan.2020

山崎育三郎【はなうたまじり】秋山竜次さん後編「秋山さんの表現はテレビサイズじゃない」

【業界の大御所!? 秋山竜次さんとミュージカル】後編

2019年10月11日に開催された「THIS IS IKU2019 ~男祭~」のゲストの一人だった秋山さん。彼は実は、19年前、まだ少年だった山崎育三郎さんの笑いの原点でもあった。ライヴでも、お腹がよじれるほど笑わせた後、歌で観客のハートをぐっと鷲摑みにした。今回は、その大劇場サイズのなりきり力の秘密に、育さまが迫る!

ミュージカルから離れていた時代の心の支えは、「はねるのトびら」だったという育さま。後編では秋山さんが最近立ち直れないくらいに滑った(!?)話から、そのキャラクター作りの秘密まで。二人の息ピッタリのトークが続きます!
pattern_1

秋山さんのコントは、大劇場サイズ。なりきり力で、空気を一瞬で変える

■山崎 学生時代、うちの6畳間に集まる「山崎軍団」というのがあって。ふざけるのが好きなメンバーばっかりだったんですけど、みんなで「はねる〜」を観るのがすごく楽しみで。秋山さんがずば抜けて面白かった。僕、秋山さんは、憑依系の天才だと思ってて。滑ったこと、ないですよね?

■秋山 めちゃくちゃありますよ。2ヵ月前ぐらいに、歯科医師会のパーティに出た時も、立ち直れないくらい滑った。僕らと、プラス・マイナスっていう後輩……今、劇場で一番受けてるヤツらと一緒にパーティに出て、プラマイの2人が先にネタを披露したんだけど、早い時間で切り上げて、汗かきながら、「ほんまにやばいです」って言うんです(笑)。で、僕らが出て行ったら、パリッとスーツを着たお堅い感じのおじさま方が並んでいて、手を替え品を替えネタをやっても、ニコリともしなかった(苦笑)。諦めずに頑張ったものの、最後は、おじさんたちの好きそうな歌を歌っていました。♫夏が来れば思い出す〜(遠い目)。

■山崎 ハハハ。それはきつい(笑)。

■秋山 最終的にジャンケンもやったし、ありとあらゆる娯楽(?)に手を出して、最後、山本に、「何か持ってないか?」って聞いたら、ルービックキューブがあるっていうので、楽屋まで取りにいかせて、「みなさんの前で、1分以内にルービックキューブの6面揃えられなければ、こいつは引退します」ってやったら、山本が見事揃えた。それで拍手喝采! もうお笑いじゃない(苦笑)。パズルだったんですね、正解は。

■山崎 アッハッハ(爆笑)。でも、10月東京国際フォーラムでの、僕のライブ(「THIS IS IKU」)に出ていただいた時は、ものすごく盛り上がりましたよね。

話せば話すほど、育三郎さんとは、笑いのツボが似ているなって思う ( 秋山)

pattern_1
■秋山 流れ星に願いごとをする時のポーズをしている女性が大勢いて(笑)。みんな、プリンスの登場を心待ちにして、「お前なんか引っ込め、プリンスを早く!」という目で見られたらどうしようかと不安でしたけど、ちゃんと紹介していただけて、緊張しながらも笑いを探っていけました。

■山崎 秋山さんは、どんなに巨大な空間であっても、空間をガラリと変えられる人なんです。あの時は、僕が秋山さんを好きなことがお客さんにも伝わったはずだし、多分、あの会場にいた5000人の中で、僕が一番楽しかったと思う(笑)。

■秋山 変な感じのパスをして、俺が困っているのを見て、ニタニタ笑ってたからね!

■山崎 秋山さんって、いろんなキャラクターをどうやって作っているんですか?

■秋山 クリエイターズ・ファイルもそうだけど、全く調べずにやってます。資料を見るとか、取材するとかはしない。「うまいね」って言われたくはないので、直感で、適当に作っていきます。

■山崎 観察力と想像力がずば抜けてるんでしょうね。僕から見ると、秋山さんの表現は大劇場サイズなんです。動きはダイナミックなのに、意外と細かく作り込まれていて、死角がない。周りを巻き込んでいく感じも含めて、決してテレビサイズじゃないんです。想像力を駆使して、全身でなり切ってるから、見ている人の心が摑まれる。どこかで恥ずかしさとか、表現の幅が小さく見える瞬間があると、見ている方は入り込めないですからね。

■秋山 ありがとうございます。でも、話せば話すほど、育三郎さんとは、笑いのツボが同じなんだなって思いますね。

■山崎 それはそうです。僕の笑いの原点は、「はねる〜」なんですから(笑)。
pattern_1
次のページ>>《秋山竜次さんのはなうたテーマ》
22 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ