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【道枝駿佑×福本莉子 インタビュー】 透明感あふれるピュアなふたりに聞いた「恋って、なんだと思う?」【前編】

7月29日より公開中の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』でW主演を務める、道枝駿佑さん(なにわ男子)と福本莉子さん。

早くも話題の本作は「眠りにつくとその日一日の記憶を失ってしまう」という実在する難病・前向性健忘(ぜんこうせいけんぼう)を患ったヒロイン真織と、彼女を支えながら、自らのある秘密を抱え生きる高校生とのラブストーリー。完成披露試写会に先駆けて行われたインタビューでは、主演の道枝さんと福本さんが作品への想いと共に撮影の思い出などをより詳細に語ってくれました。透明感いっぱいのふたりが共演するのは、ドラマ『消えた初恋』以来2度目! お互いの言葉にうんうんとうなづきつつ、時折照れたり、軽く突っこんだりしながら和やかに進んだインタビュー【前編】をお届けします。
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切ないけれど希望もある物語、 余韻が残る素敵な作品です

ーー最初に台本(原作)を読まれたときの印象と、実際に演じてみてのご感想をお願いします。

道枝 まず、読んだあとの余韻がすごかったです。本当に素敵な作品で、これを自分が演じるのか……こんな重大な役を初主演でやらせていただくのかということを実感し、改めて気合いが入りました。

福本 私は台本より先に原作を読ませていただいたのですが、新幹線で読んでいたら号泣してしまって(笑)。その後、役作りをする上でも何度か読んだのですが、結末がわかっていても泣いてしまうんです(隣の道枝さんも何度もうなずく)。誰も悪くない、本当に切ないお話で、とても悲しいのですが、同時に希望も見えて……。とにかく素晴らしい原作だったので、これを実写化するとどうなるんだろうというワクワクしました。ただ、実際に演じるとなると難しくて……。眠ると記憶を失い、毎日記憶がリセットされる中で、道枝さんが演じる「透くん」にどんどん惹かれていくという(心の動きを表現する)のがすごく、難しかったですね。

ーーおふたりが演じた「神谷透(道枝さん)」「日野真織(福本さん)」というキャラクターの魅力や、演じる際に意識したことはありますか。

道枝 透はすごく落ち着いていて、底抜けに明るいわけではありませんが、かといって人と話せないわけでもない。ただ、自分から積極的に人と関わってはいかない……というところは自分とも共通しているなと思いました。最初はちょっと「どういう子なのかな?」って掴めないところがありますが、なんだか気になるというか。魅力的……と言ったら少し違うのかもしれませんが、そういう雰囲気が出るように意識しました。あとはこんなにも人に優しくできる子ってなかなかいない。一途な性格がすごく素敵だなと思いましたね。
福本 真織の魅力は、記憶障害を抱えて辛いはずなのに、そういう顔を見せずに毎日を一生懸命に生きているところ。そんな姿には私も勇気をもらいました。自分のことでいっぱいいっぱいのはずなのに、透くんに告白されて……まぁこれはウソの告白なんですが、でもそこに飛び込んでいくというのは勇気があるし、強い子だなと思いましたね。
演じていて意識したことは、例えば友達の泉ちゃんに弱音を吐くシーンなどでも、悲しくなりすぎないようにしたことでしょうか。透くんとのシーンも家族と一緒にいるシーンも、自分が悲しい顔をすると、まわりがより悲しむことが真織にはわかっているので、あえて明るくするようにはしていました。それから相手を観察する目線みたいなもの……真織には事故以降の新しい記憶がないので、透くんのことにしても日記上の記録を頼りに人と話をしているので、相手を観察する目線の使い方などは意識しました。
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「神谷透」は道枝さんそのもの!? 優しさが滲み出ている演技に注目!

ーー二度目の共演というおふたりですが、どのように作品を作っていかれましたか。

道枝 普段の空気感が出ていたと思いますよ。あまり作り込まず、考え過ぎずというか。

福本 急に始まったっていうのもあって、考える余裕もなかったですね(笑)。

道枝 そう、クランクインからアドリブやったんで。

福本 デートシーンで、ソフトクリームを落とすところがファーストカット。それも私が撮影しているところから始まったんです(笑)。

道枝 そうです(笑)。

福本 キャスト自身が撮影するって、なかなかないですよね。映画のカメラマンさんも「こんなことないよ」って私の後ろで、私が撮影しているのを見ながらおっしゃっていて(笑)。

ーーそれではファーストシーンから息ぴったり?

道枝 いやいやいや、息ぴったりだったらいいんですけど(笑)。最初は探り探り……。

福本 お互い様子を見ながらね(笑)。

道枝 そのうちだんだん「こんな感じか」というのもわかってきて。ただ演技について話し合う、みたいなことはありませんでしたね。そこは「自分のことは自分で」みたいな感じで。

福本 とにかく役から外れないようにというのは意識していました。あくまで、「真織と透」なので、そこはきちんと守りつつ、どれだけ自由にできるかって。そこから外れちゃうと、ただの福本莉子と道枝駿佑になっちゃうので(笑)。

道枝 そうなんだよね、そこは守ってね(笑)。
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