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「悩みに対する答えは漫画からもらっていた」俳優・高杉真宙が語る漫画愛、そして今ドハマり中の作品とは?

2009年にデビューして以降、若手実力派俳優として映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する高杉真宙さん。今年4月にはデビューから所属した事務所を契約満了をもって退所し、株式会社POSTERSを設立。新たな一歩を踏み出したばかりの高杉さんだが、彼の大好きなものの一つといえば……「漫画」である。

webサイト「幻冬舎plus」での連載をまとめた1stフォトエッセイ『僕の一部。』(幻冬舎)では、寄せられたお悩みに対して“処方箋”となるおすすめの漫画作品を紹介。その作品を通し、高杉さん自身の経験や考えを巡らせつつ、回答をしている。

そんな彼に、1stフォトエッセイの感想から転機となった作品、さらに今注目の漫画まで、たっぷりとお話を伺った。インタビュー最終回となる今回は、漫画愛について、そして7月に25歳を迎えるにあたっての決意について。
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アニメの現場は興奮するし、緊張しっぱなし

――フォトエッセイ『僕の一部。』では、声優のお仕事をずっとやってみたかったというお話もしています。劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』では主演声優をつとめていらっしゃいましたよね。

高杉真宙(以下、高杉) そうなんです。本当にありがたい限りなんですが、今はまだ正直、アニメの仕事は「お邪魔します」感が強いんですよね。同じ演技でも、声の出し方とかアプローチが異なるし、もうちょっと作品になじめる演技を学んでいきたいなと思っています。『君の膵臓をたべたい』ではその隔たりを崩したいと思って臨んだんですけど、難しかったですね。僕に求められているのは、俳優・高杉真宙としての演技かもしれないから、今の自分にできることをやろうと思った記憶があります。だからたぶん、アニメファンの人からすると「生粋のアニメとは違う演技」に聴こえるかもしれないなって思うんですけど……。

――インタビュー2回目で、俳優の仕事に対するイメージはなかったとおっしゃっていましたが、幼い頃からアニメは好きだったからこそ、声優さんに対する憧れというか、「こうあってほしい」と思うものが高杉さん自身、きっと強いですよね。

高杉 それはどこかあるかもしれない。だから声優の仕事をいただいたときのために、一つひとつ技法も学んでいきたいなと思っています。ただ、僕にとって本職の声優さんやスタッフの皆さんは別次元の方々というか……。例えるなら遊園地などをつくりあげている人たち、って感じ(笑)。なので、現場でご一緒するとなっても「えっ、あのアニメをつくっているあの監督に?」とか「あの声を吹き込んだあの声優さんが!」って興奮しちゃうし、緊張しちゃう(笑)。

――実写化で好きな漫画のキャラクターを演じる機会は今も多々あると思いますが、アニメ化したときの声優をできるとなったら、その緊張感はまた違ったものになりそうですね。

高杉 実写化は、どれだけ原作に近づけようとしても、人間が演じる時点で多少は別物になってしまうじゃないですか。でもアニメでは、声以外のすべてが原作どおりなわけだから……。ファンの期待を裏切らないよう、世界観を壊さないよう、より緊張する気がします。でもそれはきっと、ポジティブな憂鬱さなんだろうな。声のお芝居はぜひ、今後もやってみたいです。
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