注目のアニメーション作品で声のお仕事に初挑戦

【PROFILE】大平祥生(JO1)
夢は叶うと信じて進み続けることが大事
演じた役柄はメインキャラクター・ルビッチの友達の一人、デニスという少年。
「声優のレッスンを何度か受けさせてもらい、デニスの声を作り上げていきました。が、収録当日、現場で『僕の元の声を使いたい』と監督から言われたんです。かわいい系のアニメっぽい声で考えていたんですが、低音でボソっとしたしゃべり方に変更することに……大変でした(笑)」
もともとアニメ好きということもあり、声のお仕事に意欲を見せる。
「今回は地声を使っていますが、次はザ・アニメって感じの作った声で挑戦してみたい。ほのぼのとしたアニメが好きなので、癒やし系の作品も気になるし、キラキラした青春学園モノにも興味があります。演じるとしたら、ヒロインに恋する2番手キャラかな。最終的に恋は叶わない。そんなキャラクターが合っていると思います(笑)」
「ルビッチ役の芦田愛菜さん、プペル役の窪田正孝さんの演技は迫力があってすごいです。お気に入りキャラはオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが演じたスコップ。物語の鍵となる人物で、藤森さんの声がぴったりハマってるんです。
あと、レベッカをされた諸星すみれさんは大好きな『塔の上のラプンツェル』で何度も聞いた声なので、共演させていただき夢のようでした」
夢を追い、単身アメリカにダンス留学された大平さんは、どれだけ周囲に疎まれても星はあると信じてあきらめないルビッチの姿に自身を重ねる。
「僕も中学生の頃から今の夢をずっと追いかけてきて、くじけそうになったこともあるし、貫く難しさはよくわかります。でも、夢は叶うと信じて動かないことには何も始まらないし、少しの思い込みも大事。
昔、アーティストさんのライブを観に行き、バックで踊る人たちを見て『あの人が立てるなら僕だって!』と、根拠もないのになぜか強気でした(笑)。夢を追い続けることは大変だけど、この映画を見たらきっと勇気をもらえると思います」
INFORMATION
『映画 えんとつ町のプペル』
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