エンタメは衣食住が確保されてこそ
「エンタメは衣食住の安全安心が確保された上で成り立つもの。寝る場所がない、職を失った、なんて状況では、どれだけ良いものを作ったところで楽しんでもらえません。僕がまず決めたのは、オンラインサロンメンバー7万人の生活を守るということ。
コロナで失業した人の働き口を見つけたり、災害があった地域を支援しに行ったり。みんなの生活を守らないとこの映画は出来ないと思い、映画制作と同時進行でやっていました」
インプットするために毎日3000字ブログを書く
「忙しい毎日の中でインプットをするコツなんですが、アウトプット先を決めておくことが非常に重要です。例えば僕は、毎日オンラインサロンで2000~3000字の原稿を書かないといけないんですね。
明日何かしら面白い2000~3000字を書かなきゃいけないっていう、このアウトプットが決まってたら、今日一日なんか探すじゃないですか。アウトプットをまず決めておくことで、インプットするしかない状況になるんです」
INFORMATION
『映画 えんとつ町のプペル』
©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会
累計発行部数59万部以上の大ヒットとなった同絵本をアニメーション映画化。自ら製作総指揮・脚本を務める。全国公開中。
【PROFILE】
1980年生まれ。兵庫県出身。漫才コンビ『キングコング』のメンバーであり絵本作家。『チックタック~約束の時計台~』など、いくつもの作品を発表。国内最大の会員数を持つオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営するなど、多彩な顔を持つ。
with2月号では他にもエンリケさん、片岡愛之助さんなど独自の立ち位置を確立して活躍している方々にインタビュー。続きはぜひ本誌をご覧ください!
撮影/田上浩一 取材・文/伊藤由美子 ※再構成 with online編集部