ピープル
いい男に会いたい!

俳優・高杉真宙が「そろそろパーソナルな部分も見せてもいいかな」と思った理由――「考えに共感してほしいとは思わないけれど……」

一冊の本になったのは照れくさいし、緊張する

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――フォトエッセイ『僕の一部。』も、かなり高杉さんのパーソナルな部分が語られていますよね。

高杉 今まではSNSアカウントを持っていても、それほど活用していなかったので、幻冬舎plusで連載していた「漫画喫茶・タカスギへようこそ」が、自分を見せることができていた唯一の場所だったんです。取材で答えるのとはまた違う話ができたし、自分の気持ちを言語化するのがあまり得意ではないので、すらすら書けたときは嬉しかったな。でも、まさか一冊の本にしてもらえると思わなかったので、照れくさいし、緊張します。

――三年分、ですもんね。読者のお悩みに対して、おすすめの漫画を紹介しながらお答えしていくスタイルでしたが、これ、結構難しかったのでは……?

高杉 難しかったですね。紹介したい漫画に合わせて質問を探すこともありましたけど、答えたいなって思った質問に合う漫画を探すときが一番大変でした……。読んできた漫画をいろいろ読み漁って、考えましたね。

――じゃあ、結構書くのには時間がかかって。

高杉 文章量が少ないので、書き始めてからはすぐだったんですけど、書き出すまでがだいぶ……。編集の方にはいろいろ迷惑をかけて、申し訳なかったです。

――でも文章って一行目を書くのが大変ですもんね。書くまでもずっと頭で練っているから、遅くなってしまうのでは。

高杉 あー、……ああ、うん。まあ、そうですね。

――あれ? ちがう?(笑)

高杉 そう言っていただけると嬉しいですし、乗っかろうと思ったんですけど、嘘はつけなかったですね。そんないいものじゃないです(笑)。

――ちなみに夏休みの宿題は……。

高杉 最後の最後までとっておくタイプでしたね(笑)。
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――なるほど(笑)。ちなみに、選んだ漫画で印象に残っているものはありますか?

高杉 『ぼっち旅~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~』(鳶田ハジメ/フレックスコミックス)は、読んで「これ絶対紹介したい!」って思った一冊なんですよ。「日常生活でワクワク・ドキドキすることが年々減っているから、漫画でそれを感じたい」という質問に合わせました。

僕は一人旅とかしたことなかったし、そもそもインドア派だからしたいと思ったこともなかったんだけれど、この漫画を読んですごく興味をそそられましたね。

――インドアの高杉さんだからこそ、〈「これくらいで行けるなら行ってみようかな?」と思わせてくれる〉〈ドキドキ、ワクワクは、行動することで手に入れるというのも、やっぱりありなんじゃないかなぁ?〉っていうおすすめ文がすごくよかったです。

高杉 あ、うれしいです。あと『能面女子の花子さん』(織田 涼/講談社)も作品ありきで質問を探しました。

――「理想の女性が主人公の漫画を教えてください」でこれを選ぶか!? とちょっとおもしろかったです。

高杉 迷ったんですけどね(笑)。
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