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17.Nov.2019

佐藤健「佐藤家の場合は猫がみんなの絆をつないでいてくれたのかもしれません」【映画『ひとよ』インタビュー】

主演映画『ひとよ』で、やさぐれたオーラを放つフリーライター役に挑戦。演じる役の振り幅を広げ続けている佐藤健さんが、念願だった白石和彌監督の作品に参加して新境地に到達!?
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【PROFILE】佐藤健

1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。近年の主な映画出演作品に『億男』、『ハード・コア』、『サムライマラソン』、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(声の出演)などがある。『るろうに剣心 最終章』が2020年の夏に2作連続公開予定。

秋の夜長に、家族に想いを馳せてほしい

今年で30歳を迎え、俳優としての深みが増している佐藤健さん。最新の主演映画『ひとよ』では、重厚な人間ドラマを描く名手である白石和彌監督とタッグを組むことになった。

「白石監督とは、いつかご一緒したいと思っていたんです。今回は〝家族の絆〞というテーマも興味深かったですし、脚本を読んだ時点で感動しました。どんなジャンルの作品でも人間の感情を上手く切り取る白石監督が撮ったら、とても面白くなるだろうなと」

劇中では、子供を守るために夫を殺してしまった母と3人の子供たちの15年ぶりの再会が描かれている。次男である雄二を演じた佐藤さんは、無精髭を生やしたルックスで持ち前の華やかなオーラを封印している。

「母が自分たちのことを愛していて、自分たちのために父を殺したことはわかっている。かといって、すぐに許してすべてを受け入れることもできないといいますか。雄二が抱いている葛藤に共感しながら演じていました。シリアスな物語なので現場にも重たい空気が漂っているのかと思いきや、実際は意外と和やかで(笑)。無駄に力まなくても重厚感がある作品に仕上げる白石監督の手腕に驚かされました」

物語のキーマンである母・こはるを演じたのは、数々の作品で圧倒的な存在感を放ってきた田中裕子さん。雄二とこはるが一対一で向き合うシーンは、さすがに緊張感が漂っていた様子。

「雄二にとってもこの映画にとってもすごく大切なシーンになると思いながら演じました。やっぱり兄妹が一緒にいる時と、母と一対一で向き合う時では心持ちが全然違って。それは自然と芝居にも表れていると思います。家族にはいろんな形がありますが、やっぱり唯一無二の存在であるのは間違いなくて。僕自身、それを再確認しましたし、今回の映画が家族に想いを馳せるきっかけになったら嬉しいですね」
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