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24.Dec.2019

【ラグビー 田村優[4]】「田村優という名前の通り……優しさ、持ってますよ(笑)」

田村優という名前の通り……優しさ、持ってますよ(笑)。

今もっとも気になる人。背番号10を背負い、自国開催のラグビーW杯で日本代表の快進撃を支えた田村優。赤と白のユニフォームを脱いでも、国民を熱狂させた英雄の勇姿は色褪せない。

今回はW杯中の自身のベストプレーや、ラグビー選手として心がけている相手に響く声のかけ方などについて笑顔を交えながら語ってくれました。
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ボウタイ¥17000、シューズ(参考商品)/ランバンコレクション(ジョイックスコーポレーション)、その他/スタイリスト私物

運命は変えられる。

「W杯中の自分のベストプレーを挙げるなら、スコットランド戦でのコンバージョンキックですかね。前半の最後に、(福岡)堅樹がトライを決めて会場のボルテージが最高潮に達していたので、僕がキックを決めれば良い流れを保ったまま後半に入れるという状況で。角度のある位置だったので簡単ではなかったですが、余計なことは何も考えずに、普段通りのリズムで蹴った感覚です。無事に成功したけど、ちょうど前半が終わって、みんな走ってロッカールームに帰っていきました。リーチマイケルだけは迎えに来てくれましたけど(笑)」



「こうやって自分が日本のラグビー史を変えるチームの一員になるとは、昔は想像もしていませんでした。大きな舞台では負けてしまうことが多かったし、決勝トーナメント進出が懸かったスコットランド戦でも最後でヘマするかなとも思っていたんですけど。でも、勝つことができた。自分たちの力を信じて努力を続けていれば、運命は変えられるんだなって。どんな準備をすれば結果を出せるのか、それを僕は前回のW杯で同部屋だった五郎丸さんに見せてもらっていたので。今回、自分も後輩たちに何かしらいいものを残せたかなと思っています」
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僕、ガッキー(稲垣啓太)の次に〝笑わない男〞だし。嘘です。普段は、めちゃくちゃ笑ってます

「笑顔でカメラを見る? 無理ですよ。だって僕、ガッキー(稲垣啓太)の次に〝笑わない男〞だし。嘘です。普段は、めちゃくちゃ笑ってます」


「田村優という名前の通り……優しさ、持ってますよ(笑)。ラグビー選手としては、普段から、ちゃんと相手に響くような言葉をかけることを意識しています。ひたすら褒めると調子を上げてくれる人もいれば、厳しく言わないと油断してミスをしてしまう人もいる。レメキ(ロマノラヴァ)なんかはすぐに調子に乗るんで(笑)、なるべく甘やかさないようにしています。もちろん、怒った後はちゃんとフォローしますけどね。僕が任されているスタンドオフというポジションは、他の選手に指示を出すチームの司令塔。自分の技術を磨くだけじゃなくて、常に周りに気を配る意識を持っています」


「やっぱりタキシードを着ると気持ちが引き締まりますね。とはいえ、自分用に仕立ててもらう勇気はありません。僕らは体型がコロコロ変わるから、すぐに作り直す羽目になるし。女の人もブカブカとかピチピチじゃなくて、自分の体型に合った服を着ている人が好きですね。」
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【PROFILE】田村優

1989年1月9日生まれ。愛知県出身。181㎝、92㎏。明治大学を卒業後、2011年にNECグリーンロケッツに入部。2012年、日本代表デビュー。2015年のW杯イングランド大会では2試合に出場。正確無比なキックを武器に今年のW杯日本大会では51得点を稼ぎ、得点ランキング4位に輝いた。
撮影/菅野恒平 スタイリスト/伊達祐輔 ヘア&メイク/田中徹哉 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年1月号発売時点のものです。
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