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29.Sep.2020

菅野美穂「27歳の自分に会えたら『“正しいこと”より“優しいこと”が尊いって気づくようになっていくからね』って言いたい」【わたしが27歳だったころ】

わたしが27歳だったころ。

様々な分野で活躍する大人の女性たちにも、私たちと同じ、27歳のときがありました。彼女たちが当時、何に悩み、どんな努力をしてきたのかを伺う本誌の新連載。センパイたちの経験から、素敵な大人に近づくヒントを見つけて! 第一回目は菅野美穂さんの「あの頃」。

女優 菅野美穂さん

15歳でデビュー以来、多くのドラマや映画で印象的な役柄を演じてきた菅野美穂さん。現在はふたりのお子さんを育てながらも、女性誌やCMなどで変わらぬその美しい姿を見せています。

そんな菅野さんの「あの頃」は?
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ワンピース¥32000、パンツ¥26000/バウム・ウンド・ヘルガーテン(ユニット&ゲスト) イヤカフ¥5400/セルフォード(セルフォード ルミネ新宿1店) ベルト/スタイリスト私物
【PROFILE】1977年、埼玉県生まれ。中学3年のときに、ドラマ「ツインズ教師」でデビュー。その後様々な役を経験し、1998年のドラマ「君の手がささやいている」でエランドール新人賞大賞受賞。小誌では表紙や旅企画など、最多出場女優の記録も!

大人の年齢、「30歳」を目前に理想の自分と現実とのギャップでひたすら焦っていたなぁ

振り返れば27歳頃というのは、まさにターニングポイントだったと思います。26歳のとき「大奥」で初めて時代劇を経験し、当時は連ドラの仕事が続けて入っていたので、切れ目のない日々を送らせていただいていました。

そんな頃迎えた27歳の誕生日、「30歳まであと3年しかない!」っていうカウントダウン状態に気がついて。30歳といえば当時の私にとっては完成した大人のイメージだったので、あと3年でそのイメージに辿り着けるとは思えなかったんです。

15歳でデビューした私は、その頃すでに10年ちょっとのキャリアがあって、微妙な年齢を迎えていたと思います。若い方をリードするような役割も求められたり、作品としては、自分の役のことだけでなく、番宣などドラマ全体のことも求めていただける立場になったり、いろんな監督とも「おひさしぶりです」で始まるお仕事も増えたりして、初々しさで乗り切れる雰囲気ではなくなってきていたんですよね。

一方で、周りには到底追いつけそうにない素晴らしい先輩たちがたくさんいて。またプライベートでは、母が30歳の時に結婚したので、自分もそのくらいで結婚するものだと思っていたのに、現実は目の前のお仕事に精一杯で結婚どころではない状態でした。

自分の思い描く30歳と、現実のギャップで、焦りの時期だったと思います。
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