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上白石萌歌「自分で調べて正しいと思ったことを信じたい」『ソロモンの偽証』を通して感じた“正義”と、最近ついてしまった“可愛らしい嘘”

上白石萌歌

女優や歌手として活躍中の上白石萌歌さん。ミステリーの金字塔とも謳われる『ソロモンの偽証』で初の連続ドラマ主演を飾る彼女の役どころについてお聞きしました。可愛らしい素顔が垣間見えるエピソードにも注目!
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ドレス¥35200/BAUM UND PFERDGARTEN(エスアンドティー) イヤリング¥42900/KAORU(KAORUルミネ有楽町店)

【PROFILE】

2000年2月28日生まれ。鹿児島県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションで史上最年少の10歳にしてグランプリを受賞。2021年8月20日には初主演映画『子供はわかってあげない』が公開。数多くの映画、ドラマ、CMなどに出演する傍ら、アーティストadieuとしても活動している。

正義はひとつじゃないから、自分の手で真実を調べて正しいと思ったことを信じたい

上白石さんが演じる藤野涼子は、“学校内裁判”を主導する高校生。自身の青春時代や共通点が役作りに活かされたと語る。

「高校生の頃に書いていた日記を読み返したんですけど、ちょっとしたことを自分の中で大きく広げて苦しんだり、近づいてほしくないけど分かってほしいみたいなもどかしい親との距離感だったり、感情が不安定だったな、と思い出したんです。本当に不器用に生きていたんですが、当時感じていたことを振り返ることで、役に活かしながらお芝居ができました」

涼子が発する言葉の強さにプレッシャーを感じることもあった上白石さんだが、「受け入れること」で乗り越えてきたそう。

「緊張をごまかしたり無理に追い払おうとするとより強くなってしまうので、プレッシャーを感じている自分の気持ちをきちんと受け入れるようにしています。しっかり受け止めた上で、成功する良いイメージをすると、ちょっと楽になるんですよね」

感情が複雑な時期を振り返り、今の自己肯定感について伺うと、「高くない」と笑う。

「ただ、少しでも自分の褒められる部分を見つけることは大切だと思うので、悪いところを10個見つけたら良いところを5個見つけるように心がけています。以前、“現場に来ただけで偉い。今日は半分終わったようなもの!”と言っている方がいて、そういう考え方ってすごく素敵だなと思ったんです。
真実か嘘かというメッセージ性のある作品を通して感じた、上白石さんが思う正義や、正しいかどうかの見極め方とは?

「自分が正しいと思うことを信じることが正義なのかなぁ。他の人にとって正しいと思うことが自分にとっては正しくないこともあり得るので難しいですよね。今は多くの情報が行き交っているから、鵜呑みにしないことの大切さを実感しているところなんです。何が正しくて何が間違っているのかが分からず私もよく混乱してしまうんですけど、影響力を持った人が発言したことを疑ってみたり、自分で調べるということは、大切なことだなと思っています」

最後にタイトルの“偽証”にかけて、最近ついた嘘を聞いてみると、可愛らしいエピソードが登場。

「新しく買った服を家族に見られたときに“いくらしたの?”と聞かれたので、ちょっと安めに答えるという嘘をつきました。贅沢してるんじゃない!って言われないように、本当は高い買い物なのに、セールで割引だったんだよっていう嘘ですね(笑)」

INFORMATION

WOWOW開局30周年記念 連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』

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10月3日(日)スタート(全8話)毎週日曜 夜10:00 放送・配信〔第1話無料放送〕

クリスマスの朝、雪の積もった校庭でクラスメイトの死体を発見する藤野涼子(上白石萌歌)。警察や高校が自殺と断定する中、涼子のもとに“同級生の不良高校生らによる殺人”を告発する匿名の手紙が届く。自殺か他殺か、誰が真実を話し、誰が嘘をついているのか。前代未聞の学校内裁判が今始まる――。
撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/道端亜未 ヘア&メイク/冨永朋子(アルール) 取材・文/高橋夏実  構成/森谷香菜、芝山友美 ●再構成with online編集部 ●商品情報はwith2021年11月号発売時点のものです。 
 
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