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トリンドル玲奈が大事にする“人との距離感”「親しい人ほど尊重し、その人の時間を大切にしたい」

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透き通った高い声で無邪気に笑う姿が印象的なトリンドル玲奈さんだが、次に挑むのはポーカーフェイスで仕事も恋愛も上手にこなす“本物のサバサバ女”。原作はネットコミックの『ワタシってサバサバしてるから』で、2023年1月9日(月)より同名タイトルで実写ドラマとして放送中。

周りなどお構いなしにズバズバと本音を言う“自称サバサバ女”・網浜奈美(丸山礼)の暴れっぷりを、トリンドルさん演じる“本物のサバサバ女”・本田麻衣がさらりとかわしていく姿は爽快。本作の見どころは、“自称サバサバ女”と“本物のサバサバ女”のバトルシーン。どのキャラクターも強烈な性格を持っているのだが、主演の丸山礼さんや栗山千明さん、栗原類さんといった個性派&実力派俳優陣が、演技を通してさらに強烈に表現。トリンドルさんは“本物のサバサバ女”を演じるのが「難しかった」と明かす。

人間性を気にし出した頃には、もう好きになっていた

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劇中では、「網浜奈美を好きになるまであと○日」というナレーションが入る。網浜奈美=厄介者という共通認識のなか物語は進んでいくが、いつしか網浜さんが持つ個性にハマってしまう。

「最初は網浜さんってどんな人なんだろうと思いながら、原作と台本を同時に読み進めていましたが、私だったらこうは言わないなという言葉を網浜さんは言ってしまう。どういう気持ちで言ってるんだろう。それを淀みなく言える人間性はどこから来てるんだろうと考えている頃には、もう網浜さんのことを好きになっていました。

網浜さんは、いつも一生懸命で誰に対しても分け隔てなく接しているんですよね。厄介者だけど、周りの人からすると、逆に目が離せない存在。そして最終的には助けてくれるんです。それは優しさによる行動ではないけど、相手に好かれようとしてやってないところがまたいい。たとえば会社とか学校とか、あそこまで強烈じゃなかったとしても(笑)、みなさんの周りにも似ている人がいるんじゃないでしょうか。私はどのキャラクターに考え方が近いかなとか、あの人はあのキャラクターに似ているなとか、自分の人生と照らし合わせながら見るのも楽しいのかなと思います」
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