ピープル
#おしゃれOLさんの憧れアイコン
25.Feb.2020

池田エライザ「SNSのいいねボタンはナイフのマークに変えたほうがいい」【わたしが学び続ける理由 3】

池田エライザ【わたしが学び続ける理由。3】

withでもたびたびモデルとして登場している、俳優の池田エライザさん。最新作『FOLLOWERS』を撮影する中で、監督の蜷川実花さんの「聞く耳を持つ」というスタンスに大いに共鳴したといいます。「謙遜しすぎたり、自分の人間力を恥じることはやめたい」と語る池田さん。誰もがSNS の力に囚われがちな時代に、俳優である以上にひとりの人間として、自分自身でい続ける彼女の強さの理由に迫ります。

仕事に重きを置きすぎて、自分をないがしろにしていくのは絶対にイヤなんです

ここまで話を聞いてきて感じたのは、なんて柔軟なバランス感覚なんだろう、ということ。今を生きる20代らしく自分らしさを重視しながらも、尊敬すべき人、尊重すべき考えには全力でリスペクトを忘れない。俳優として、一人の働く女性として理想的なスタイルを持っている。

「劇中のリミが育児も仕事もがんばりたい、と思うのと同じで、私も仕事に重きを置きすぎて、自分をないがしろにしていくのは絶対にイヤなんです。事務所のスタッフもそれは一番にわかってくれていて、私が私でいる場所を作ってくれたり、話を聞いてくれたり。池田エライザが今何をしたいのか、っていうことを伝えられる場があるんです。おかげで、無駄なことで立ち止まらなくて済むし、自分のことも仕事のことも考える時間がある。

そこによりどころがあるから、以前よりもたくましくやれているのかな。誰かのロボットにはならない。自分が自分らしくいるための取捨選択は常にしないといけないし、そうして残ったものが個性だと思うんです」

この境地に達するまでの間には、数々の試練があったはず。彼女自身が以前と比べて「たくましい」と言えるほどになったきっかけはなんだったのだろう。

pattern_1
ジャケット¥56000、ニットポロシャツ¥18000、パンツ¥31000、ベルト¥22000、サンダル¥31000/G.V.G.V.(k3 office)
「13〜14歳のときの仕事は部活的な楽しさだったけれど、一方では表紙や巻頭になれなかったとかで、悔しくて泣きわめいていましたね。ただ、人気というバロメーターで測られているんだということに気づいてからは、反省する点がたくさん見つかりました。

私が世間でどう見られているのかを意識するのと同時に、人をイメージだけで判断するとそれで傷つく人がいるということも知ったんです。だから、もっとみんな冷静に想像力を使って! と思うようにもなりました。

ホント、SNSのいいねボタンをナイフのマークに変えればいいのに、って思うことがあります。字面になった言葉が持つ力が、どれほどの影響を持つのか考えてみてほしい。そうすることによって、常に本質を見極めて、自分が大切にしたいものを明確化すれば、誰かを傷つけることもなくなっていくと思う。

自己顕示欲や対抗心、嫉妬心じゃなくて、この人たちともっとお仕事がしたいとか、家族を大切にしたいとか、シンプルでも大切なものが分かっていたら、別にえらそうなこと言わなくても偉い人になれる気がする。偉い人っていうか人格者かな。私がリスペクトしてる方たちは、みんな人格者。どこを大事にするかで迷ったら、まず自分が豊かになることを選択すればいいと思います」
pattern_1
次のページ>>インタビューの中から、心に響く池田エライザさんのコトバたちを集めました  
26 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ