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関水渚が“エゴサ”をしない理由とは?「指殺人対策室は、必要な部署だと思う」

革新的な刑事ドラマで新人刑事役に体当たりで臨む

映画『町田くんの世界』で映画デビューにして初主演を飾り、放送中のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』ではヒロインに抜擢された関水渚さん。作品や役柄への思い、SNSとの向き合い方など、前向きな言葉で語ってくれました。
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ブラウス¥18000、パンツ¥20000/HONEY MI HONEY イヤリング¥7855/アビステ

【PROFILE】関水渚

1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2019年、映画『町田くんの世界』で初主演を務め、女優デビュー。以降、映画『カイジ ファイナルゲーム』、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』など、話題作への出演が続く。

今作をきっかけに少しでも誹謗中傷が減ってくれたら

SNS誹謗中傷問題に焦点を当てたサスペンスドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で碓氷咲良を好演中の関水渚さん。

キーボードによる殺人=指殺人を捜査する“指殺人対策室”(指対)の一員で、香取慎吾さん演じる万丞渉の相棒という役どころ。

「咲良は真っ直ぐな性格で、捜査に対しても前のめり。ガンガン前に進んでいく新人刑事ですが、実はある過去を抱えていて……。私自身は咲良ほどガツガツしていませんが、前のめり気質なところは似ている気がします(笑)。基本、失敗して傷ついて学ぶほうですね。でも、やらないよりはやって後悔するほうがいいかなって思うんです」

キャストは香取さんを始め、個性豊かなベテラン役者が勢揃い。「演じることの難しさを日々感じていますが、学びが多く刺激的な現場」と関水さん。
撮影では刑事モノならではの苦労も。

「指対はパソコンでの捜査が多いので、署内にいることも多く、咲良は常にヒールを履いているんです。ただ、万丞と一緒に容疑者を追うシーンでは7~8㎝のピンヒールで全力疾走。でも、なかなか速く走れないので、結果、香取さんとの距離がかなり開いてしまい……(笑)。香取さんがスピードを緩めてくださり、何とか乗り切ることができました」

実際に起こっているような事件を取り扱い、社会問題に真っ向から切り込んでいく意欲作に対して、関水さんは「すごくいい試みだと思う」と話す。

「今作をきっかけに、誹謗中傷のようなものが減ったらいいなと願うばかり。指殺人対策室は架空の話ですが、必要な部署だと思うし、いつかできるんじゃないかなとも思っています」

自身も昨年、公式インスタグラムを開設。SNSとの付き合い方は?

「インスタには前向きになれるコメントをたくさんいただいて、すごく励みになっています。私もみんなが明るい気持ちになれるような言葉や写真を届けていきたいです。他の方のSNSも見ますよ。kemioくんのインスタが好きです。

ただ、エゴサーチはやらない。それは私に向けた言葉ではないし、いいコメントだけではないと思うので。楽しい情報だけを見て過ごしたいなと思いますね」

INFORMATION

『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』

(毎週月曜22時~テレビ東京系にて放送中)

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警視庁はSNSなどでの誹謗中傷によるトラブルや事件の解決を目指し、市民からの相談にのる専門部署「指殺人対策室」=指対(ゆびたい)を新設。元捜査一課の刑事で一匹狼の万丞(香取慎吾)や新人刑事の碓氷(関水渚)ら、クセ者揃いの指対メンバーは顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し、見つけ出す。
撮影/瀬津貴裕(biswa.) スタイリスト/筒井葉子(PEACE MONKEY) ヘア&メイク/伏屋陽子(ESPER) 取材・文/関川直子 ●再構成with online編集部 ●商品情報はwith2021年4月号発売時点のものです。 
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