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i☆Ris「お客さんがほとんどいない時も…。あの定期公演を経験したからこそ今の私たちがある」圧倒的なパフォーマンスの原点、デビュ―1年目の“週一ライブ”秘話【特集vol.2】

ステ―ジでは圧倒的なパフォ―マンスを披露したと思ったら、ト―クになると飾らないユニ―クな姿に。そんな声優アイドルユニット・i☆Risが、今年10周年イヤ―を迎えます。今でこそ“声優”が歌って踊ることはメジャー化していますが、10年前は今と比べて“アニメ”や“声優”というジャンルは、世間の認知が高いとは言えませんでした。そんな中、“声優アイドル”という当時は珍しいジャンルのユニットを結成し、声優、女優、歌手……と、目指す場所がバラバラのまま始動したi☆Ris。いつも全力で、時々おちゃめな彼女たちの姿はどのように生まれたのでしょうか。

with onlineでは、何度も逆境を乗り越えてきた10年の歴史をメンバ―とともに振り返る短期集中連載をスタ―ト。第2回目では、アイドル戦国時代に声優アイドルとして初めてのステ―ジに立ち、約1ヵ月間の定期公演を行っていた頃の思い出を伺いました。

\これまではこちら/

結成わずか2ヵ月…緊張の初ステージ

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――厳しい合宿が明け、結成から約2ヵ月で初ステ―ジへ。『バトルスピリッツ ソ―ドアイズ』のタイアップとなった1stシングル「Color」を初めて披露していますが、その時の気持ちを覚えていますか?

若井友希(以下、若井) たしか、「メ~テレ」のステ―ジだ。

芹澤優(以下、芹澤) そうだね。「メ〜テレ」さんのイベントで、バトスピの声優さんたちと同じ枠で歌わせてもらったんですよ。緊張もしたけど、それより諏訪部(順一)さんとか、声優さんたちが話しかけてくれていることに感動して。「すごい! 声優さんにいっぱい会えてる!」って素人みたいな雰囲気だったと思います(笑)。
★そんな諏訪部さんが当時の思い出にも触れつつ、i☆Risに10周年のお祝いコメントを贈っています。詳しくは「i☆Ris 10周年特設サイト」をチェック!!https://iris10thanniversary.com/comment/
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茜屋日海夏
茜屋日海夏(以下、茜屋) 私はその日、すごい方々にたくさん会えたことも覚えてますが、それよりも、秋田から新幹線の自由席で6時間揺られて東京に行った記憶の方が強いかも(笑)。

久保田未夢(以下、久保田) ステ―ジの上で歌って踊るってこと自体が初めてだったから、自分のことだけで精一杯で。私はその場の雰囲気を楽しむ余裕はなかったかなあ……。

――当時はビラ配りも経験したそうですね。

芹澤 秋葉原で「Color」のお披露目イベントがあって、その時にしましたね。自分たちの知名度が全然ないのがわかってたから、お客さんがいないライブよりは、ひとりでもいいから来てほしいなっていう気持ちで、一生懸命ビラ配りしたのを覚えています。
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芹澤優
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