with onlineでは、何度も逆境を乗り越えてきた10年の歴史をメンバ―とともに振り返る短期集中連載をスタ―ト。第2回目では、アイドル戦国時代に声優アイドルとして初めてのステ―ジに立ち、約1ヵ月間の定期公演を行っていた頃の思い出を伺いました。
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結成わずか2ヵ月…緊張の初ステージ

若井友希(以下、若井) たしか、「メ~テレ」のステ―ジだ。
芹澤優(以下、芹澤) そうだね。「メ〜テレ」さんのイベントで、バトスピの声優さんたちと同じ枠で歌わせてもらったんですよ。緊張もしたけど、それより諏訪部(順一)さんとか、声優さんたちが話しかけてくれていることに感動して。「すごい! 声優さんにいっぱい会えてる!」って素人みたいな雰囲気だったと思います(笑)。

久保田未夢(以下、久保田) ステ―ジの上で歌って踊るってこと自体が初めてだったから、自分のことだけで精一杯で。私はその場の雰囲気を楽しむ余裕はなかったかなあ……。
――当時はビラ配りも経験したそうですね。
芹澤 秋葉原で「Color」のお披露目イベントがあって、その時にしましたね。自分たちの知名度が全然ないのがわかってたから、お客さんがいないライブよりは、ひとりでもいいから来てほしいなっていう気持ちで、一生懸命ビラ配りしたのを覚えています。
