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19.Oct.2019

元宝塚歌劇団人気男役【七海ひろき】インタビュー「どんなときでもときめかせる理想の存在でいたい」

七海ひろき 元宝塚歌劇団人気男役 

2019年3月に惜しまれながら宝塚歌劇団を退団した、元人気男役スターの七海ひろきさん。

退団後、ついに女性誌に初登場! 在団中、多くのファンをときめかせた唯一無二の存在は、今も進化を止めない。変わらないために変わり続ける〝七海ひろき〞という新ジャンルの魅力とは―。
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デニムジャケット¥42000、デニムパンツ¥28000/セモー(ビューローウエヤマ)Tシャツ¥6500/タンタン デザイン

【PROFILE】七海ひろき

ななみひろき・1月16日生まれ。茨城県出身。O型。

89期生として宝塚歌劇団に入団。宙組に配属。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役、『ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編』ではオスカル役を演じる。2015年に星組に組替え。『燃ゆる風 軍師・竹中半兵衛』で主演。

色気のある美しい舞台姿と、親しみやすいキャラクターで男役スターとして絶大な人気を誇る。今年3月に退団。現在は俳優、声優、歌手など多方面で活動中。

恋われるひと

「おはようございます! 七海ひろきです。よろしくお願いします!」スタジオに心地よく響いた滑舌のいいハスキーボイス。9頭身のスタイルと、驚くほど透明感のある白い肌。その場にいたスタッフ全員が一瞬にして目と耳を奪われた。

撮影がはじまると、細かいリクエストにもしなやかな動きで柔軟に反応していく。モニターに次々と映し出されていく姿があまりに美しく自然と沸いたスタッフの歓声に、思わず照れたように笑った。

これまで多くのタレントを撮影してきたカメラマンも「恋する対象として最高の造形物。全体のバランスはもちろん、目の表情がいい!」と称賛するほど。撮ったばかりの写真をモニターでチェックする表情も凛々しい。すると突然窓の外を見て、「あ、雨だぁ……ふふふ」(撮影中、外は急な小雨が降ってきた)とぽつり。圧倒的なオーラを放つ写真の中の姿とのギャップに驚かされる。

インタビューになると、ハスキーボイスから一転。ふんわりとしたウィスパーボイスに変わり、周囲をやさしく包み込んだ。これが噂の七海ひろきの七色の声の魅力なのか? 終始、ひとつひとつ丁寧に言葉を選びながら真摯に答えてくれた。

〝未知の世界へ無垢な心で飛び込んだ〞今の心境とは

退団して5ヵ月。自ら作詞したアルバム曲のひとつである『START‼』の歌詞を借りて、〝未知の世界へ無垢な心で飛び込んだ〞今の心境を聞いてみた。

「もう宝塚の男役ではないので、〝新・無印〞七海ひろきとして、アーティスト、声優など新しい活動に挑戦させていただいていることが楽しみであり、刺激的な毎日を過ごしていると実感しています。お芝居も好きなので役者にも挑戦したいですね。宝塚時代も仲間はたくさんいましたが、今はさらに新しい仲間が加わった〝チーム七海〞として、新しいことにチャレンジすることにワクワクしています」

“チーム七海”で新ジャンルを切り開いていきたい

少し間を置き、自分の話したことを噛み締めるように「うん!」と声に出して頷く顔はカメラの前よりいくぶん柔らかだ。退団後の充実ぶりが窺える。

彼女の発する言葉には一切の加工がなく瑞々しい。実生活での変化を尋ねると、意外にも在団中とあまり変わっていないという。

「在団中も今も、七海ひろきとしてファンの方に何かをお届けしているときは、〝よし!〞と気合を入れますが、オフは本当にぐうたらなんですよ〜。気づいたら家で半日とか過ぎていることも。お腹が空いたら食べて、眠いと思ったらまた寝て。ちょっと動物みたい(笑)。ファッションに関しても、男役の頃と変わらないですね。このボーイッシュな感じが私の素なので。

ただ、誤解してほしくないのは、男役を引きずりたいとは全く思っていないということ。宝塚の男役は宝塚の中で完成させるもの。これから男役ではなく、七海ひろきとして自分らしさを追求していく作業は、すごく手探りな部分もあると思うんです。

でも、私一人ではないので。どんどんいろんなことにチャレンジしていきたい。これからは〝チーム七海〞が一丸となって、新ジャンルを切り開いて確立していきたいですね」
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