今回は、シーズン1のラストで圧倒的なインパクトを残し、最新シリーズでも物語の鍵を握る最大の敵として、主人公のアリス(山崎賢人)とウサギ(土屋太鳳)の前に立ちはだかる謎の美女・ミラを怪演している仲里依紗さんが登場。役作りの苦労や撮影の裏話をインタビュー。
約2年間、役の課題にも徹底的に向き合ってきた

ミラはミステリアスだからこそ、その内面をもっと知りたくなるような、とても魅力的な人物だと思っていて。怖さもありますが、シーズン2ではもう少し人間味や生っぽさが垣間見えると思います。その違いを表現するためにどう演じるべきか、シーズン1の撮影時からずっとドキドキしていました。この2年間、私生活でも感情の変化が生まれ、役の課題にも向き合っていたので、その成果をやっと観ていただけることが嬉しいです。
— シーズン1から2にかけて、ミラという人物のさまざまな性格が垣間見えてきます。彼女を表現するうえで苦労した点は?
“げぇむ” の主催者として、シーズン1のラストシーンで鮮烈な印象と謎を残して、いつもミステリアスなまま心理戦で周囲を振り回すキャラクター。ひたすらにかき乱し続けるので、身体的な疲労よりも心の心労の方が大きかったですね。撮影が終わるととにかくお腹が空いて、暴飲暴食したい衝動に駆られるほどカロリーを消費していました(笑)。
— どのようにその消費カロリーを補ったんですか?
タピオカをいっぱい飲みました(笑)。