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紗栄子さんに学ぶ「新しいことを始める勇気」【紗栄子さんプロデュースの“防災セット”が販売開始!】

10年以上に渡り、被災地支援や養護施設、コロナ禍では医療従事者の方などへの支援活動を続けてきた紗栄子さん。芯を持って周りに左右されず、自分の道を貫く姿は清々しくて美しい!
2020年からは栃木県・大田原市にて牧場「NASU FARM VILLAGE」の運営を始め、一般社団法人「Think The DAY」での支援活動も着々と進めています。4月24日には紗栄子さんらしいこだわりと、安心とハッピーをくれる30種類ものアイテムが詰まった『Think The DAYオリジナル防災セット』の販売を開始。「一番の社会貢献は自分が幸せでいること」、「社会貢献は今の生活の地続きにある」と発信し続けてきた紗栄子さんに、私たちがムリなく、心地よく、人や社会のためにできること、そして新しいことを始めるときに大切にしていることを聞きました。

“自分がハッピーでいること”が社会貢献の第一歩!

――人や社会の役に立ちたいけれど、きっかけをつかめずにいる人も少なくないと思うのですが、多くの支援活動をしてきた紗栄子さんが思う「社会貢献」とはどんなものですか?

「社会貢献」って言うと、ちょっと仰々しく感じちゃいますよね。それは、想像している行動が自分の生活に寄り添ったものじゃないってことだと思うんです。きっと、今の生活の中で「これならできる」というものを見つけたら、仰々しく感じなくなるんじゃないかな。

かといって、そんな大それたことでもないんです。私が思う一番の社会貢献は、”自分がハッピーでいること”。人に迷惑をかけず、自分のゴキゲンを自分で取ることが社会貢献の第一歩で、それができた自分をほめてあげてほしい。自分の幸せを構築できれば、家族や友だちのため、さらには隣の人ため、と自然に動けるようになるはずだから。

社会貢献って、今の生活の地続きにあるもの。だから、自分の気持ちをのせられることに、少しずつ取り組んでいくのが大切だと思います。例えば、動物が好きな人はワンちゃんに関わる支援をしてみるとか、災害で傷ついたふるさとのために何か動いてみるとか。今は選択肢が多いので、自分が想像できる範囲のことをやるのが一番。


――例えば、今日からでもできそうなことって?

地方ごとにルールは違うけれど、東京では資源プラスチックでも汚れていると「燃えるゴミ」、キレイに洗ったものは「資源ゴミ」になるじゃないですか。ごはんをデリバリーしたあと、容器を洗い流すひと手間って面倒にも感じちゃうけど、一歩がんばって行動すれば環境のためになる。それが巡って、誰かのためにもなるんですよね。

例えば、柔軟剤を買うときに迷ったら、企業理念や製造過程を調べて、自分がいいと思ったものを選ぶのもひとつ。地球にいいものを選択することも、立派な社会貢献! 今はサスティナビリティに取り組む企業も増えているので、自分が選択することが重要だなと思います。

「Think The DAY」を立ち上げた思いとは

―ー紗栄子さんご自身も、サスティナビリティに取り組まれていますよね。

そうですね。例えば、那須の牧場(「NASU FARM VILLAGE」)のカフェで使うストローを、コーヒーのカスから作られたものにしたり。プラスチックよりコストは上がるけれど、みんなにとって心地よい選択をすることと、コストは天秤にかけるものではないし、ビジネスをする上でサスティナビリティはオプションじゃなくマストだと思うんです。

利益追求だけじゃない姿勢が、今後は一般常識になっていくはず。今はその入口だと思うから自分も感度を高く保っていたいし、みんなにも意識を持ってもらえると嬉しいなって思います。

――先ほど、社会貢献には「選択肢がたくさんある」という話もありましたが、紗栄子さんが支援を始めたころは、どんな風に情報を得ていたのですか?

意外とシンプル。報道で災害などを知ったら、まず自治体のホームページを見ていました。そこでボランティアや物資の募集をしているかを確認して、自分ができることをするという感じかな。私が初めて大きく支援に動いたのは、地元の宮崎で口蹄疫が出たときですが、当時は子どもが小さく、ボランティアとして実働することが難しかったので、義援金という形の支援を選びました。

自分も活動をしていて体感するけれど、やっぱりお金が必要な場面もあるんですよね。実働できなくても、寄付という行動で助かる人はたくさんいる。もしコロナ禍のような状況で生活に余裕がなければ、さっき話したように自分が幸せに生きるだけでもいいんです。小さな日々の行動が、必ず誰かのためになるから。

私の場合、その後はボランティアで現地に行かせてもらうことも増えましたが、今はその経験が全部情報になっていると思います。ひとつひとつ体を動かしてきたからこそ、わかることってあるんですよね。

支援の申し出をするときは、自分で自治体に「紗栄子というものですが」と電話をしていました。正直、違和感を感じることもありました。名乗ることで、何とかイレギュラーに個人からの物資を受け入れてもらうような感じもして……。やっぱり個人の支援って、ひとつ壁があるんですね。そういう経験から社団法人化する必要性を感じて、2019年に「Think The DAY」を立ち上げたんです。支援を必要とする人と、支援をしたい人のプラットフォームになればという思いも込めて。

――初めて支援をする人にとって、紗栄子さんという入口があるのは安心。

自分で踏み出せない人もいると思うので、私たちがフォローアップしていけたらなって。あと、支援の経験はあるけど、どんな支援に使われたのかのフィードバックがないことで実感が持てず、継続できなかった人もいるかもしれない。だから、自分が一般社団法人を立ち上げるときには明確にしようと決めていました。

特に義援金は、性善説に立った支援。私も「ちゃんと使ってもらえるよね」という願いのもと、頑張って稼いだお金を託していたけれど、行先はほぼわからない。でも、私たちを通じて支援をしてくれる人には疑問を与えないように、全部開示するようにしています。

昨年、医療従事者の方への支援として、チャリティーマスクとTシャツを販売したときも、利益の全額を物資に変えて、可視化しました。「信じて寄付や支援をしてくださいね」と言える環境は常に整えておきたいし、一歩踏み出せない人には私たちにのっかることで動くきっかけにしてほしい。そうやって、ハッピーな循環を作っていきたいですね。
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