ピープル
#おしゃれOLさんの憧れアイコン
03.Oct.2020

モデル・ヨンアさんに聞く「進み出す勇気」

母の時間、モデルの顔、 実業家としての目線

「実は今日、初めて旦那さんが1人だけで子供を見ているんです。2人きりで長時間過ごすのは初めてだから、お互い緊張しているみたい(笑)」と、自宅で子供と過ごす旦那さんからの“ヨンちゃん、アレどこにある?”の電話に対応する母の顔も見せながら、ファッションブランドCOELやYouTubeチャンネルなど、新たな挑戦を続けるビジネスパーソンとしての言葉が続く。

「私、あの時やっておけば良かったって思うのが嫌なんです。だから、思いたった時に行動するようにしています。COELを始めた時もそうでした。2014年に結婚してすぐ旦那さんの仕事の都合でシンガポールに滞在することになり、3年間仕事をセーブして、その間に出産を経験し育児中心の生活を送っていました。もちろんとても幸せな毎日だったんですけど、どこかで仕事がしたいという思いがあったんでしょうね。何気なくインスタを開いて仲の良いモデルさん達が撮影したり、パリコレに行っている投稿を見る度に、ふと仕事を離れている自分に寂しさを感じていました。と同時にやっぱり仕事もファッションも大好きなんだと改めて強く思えたんです。そして帰国を機にファッションブランドを作ることを決意しました。急いでデザイナーやスタッフを探して、それから本当にあっという間にCOELは誕生しました」
ブランドを立ち上げたのは帰国からわずか半年後。思い立ったら即行動を体現しているのはこれだけではなく、リアルな私生活や声を公開しているYouTubeチャンネルも同じ。「去年、韓国から友達の女優さんが遊びに来た時に、『韓国の有名人はみんなYouTubeをやってるよ! 日本でも絶対にすぐインスタみたいに当たり前になるから早くアカウントを作った方がいいよ』ってアドバイスをくれたんです。その後すぐにアカウントを作りました。その頃は、頻繁にはアップしていなかったんですが、この自粛期間には時間を有効に使って多くの動画更新ができたので、即行動しておいて良かったなと」
見ている側からすれば、次々とやりたいことに挑戦し、成功しているようにも映る。しかし、もちろん失敗や葛藤もあったと言う。
「韓国に住んでいた時、念願だった大学に受かり、平日は韓国の大学に通いながら、週末は日本でモデルの仕事をしていたんです。専属の仕事をいただけて軌道に乗ってきた時だったので、大学か仕事かを最終的には選ばなきゃいけなくなりました。それが今までの人生で一番悩んだ決断でした。大学を退学して日本へ行くことを選びましたが、後悔はしていません。ただ今でも思い出すことはあります。人生は楽しいことだけではなく辛いこともあるし、成功する時もあれば失敗もあるけれど、どんな時も後悔しないで楽しもう!と常に思っています」
COELの立ち上げも、もちろん思いつきだけで進み始めたのではなく、計画をしっかり立て、引き際を決めての覚悟あるスタートだった。
「3年経って軌道に乗っていなかったら、辞めると決めていました。夢はあるけど、うまくいかない状態が何年も続いていたら、ただの夢追い人になってしまうでしょ? もちろん成功するように一生懸命頑張るけど、アパレル業界も決して甘いものではないから、どんなことも現実を見て冷静に判断をしています。COELの洋服を通して、たくさんの人にもっとおしゃれを楽しんでもらいたい、そしてハッピーな気持ちになってほしい。そんな情熱が今の私の原動力になっています。おかげさまでこの夏で3年目。お客様やスタッフのみんなに恵まれてCOELは前進しています。まだまだ夢の途中だけれど、自分の気持ちに正直に進んでいきたいと思っています」夢を実現するために、サポートをしてくれる旦那さんや家族へ感謝の気持ちを話しながら、「私って忙しいのが好きみたい」とYouTubeで“ヨンズ”たちに向けるのと同じ笑顔を見せる。

最近はアンパンマンの歌でも泣いちゃうんです(笑)

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自粛期間中にヨンアさん自身も、YouTubeやSNSを見て元気をもらっていたそう。「悲しいニュースもあったけど、世界中の人たちが自分にできることで盛り上げようとしているのに涙が出ちゃった。アンパンマンの曲でも泣いちゃうくらい感動屋です」

COEL

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自身がクリエイティブディレクターを務めるブランド。「これからシグネチャーアイテムとしてシー
ズン毎に出していくスリットパンツに注目してください」

ヨンアTV

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企画、撮影を自身で手掛ける公式YouTubeチャンネル『ヨンアTV』。「リアルな日常やライブ配
信が好評なので、これからもヨンズたちに楽しんでもらえるよう私も楽しんでやりますね!」
撮影/田上浩一 スタイリスト/安西こずえ ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini) 取材・文/伊藤由美子 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年10月号発売時点のものです。
 
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