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21.Feb.2020

池田エライザ「謙遜し過ぎる、自分の人間力を恥じる、みたいなことはやめたいなと思っているんです」【わたしが学び続ける理由 2】

とかく人に気を遣いすぎて上っ面で関係が成立してしまいがちな時代。でも、彼女が言うとおり、リアルな関係が希薄な現代こそ、人と人が対面したときには、ものごとの本質を忖度(そんたく)なく語ることが重要となるのだろう。そういった蜷川さんと池田さんの共鳴は、本作の中で生きている。

「なんだか雰囲気重視でふわっとしているキャストが集まったら、この作品のせりふのひとつひとつにある意図がわからないまましゃべることになったと思うんです。でも、せりふにこめられている思いにちゃんと気づいて丁寧にお芝居をする人達が集まったおかげで、本質的ななにかを感じ取れる作品に仕上がったんですよね。

たとえば、私は喜怒哀楽の中間の感情が、一番人間らしくて好きなんですが、この作品ではそういう感情の機微がすごく丁寧に切り取られていて。現場の空気感が全部映し出されていて、すごく生々しいんです。とくに物語の後半、せりふの合間にある相づちなど、自然に出てきたリアクションがそのまま使われています」
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生々しさが画面から感じ取れる、というのは、出演者同士の関係性からの影響が大きいことは言うまでもない。アドリブが活かされたというのも、本人同士の豊かな関係があってこそだろう。

「自然なお芝居をすることって、なかなかできないことですからね。じつは、なつめの友人役で共演したコムアイさんとゆうたろう君とは、撮影前の台本読みのときに初めて会ったんです。そのときは全員緊張して互いに全然話せなかったんですよね。

このままじゃお芝居しても他人行儀になっちゃう、どうしよう……って思っているときに、実花さんが私に『任せたよ!』って言ってきて(笑)。でも、任されたということは、自分で歩み寄れということだし、心からこの人たちを好きになるっていうこと。そこからは一瞬で打ち解けました。2人ともめちゃくちゃ魅力的な人でした」

【PROFILE】

いけだえらいざ●1996年生まれ、福岡県出身。主な出演作に『オオカミ少女と黒王子』『ReLIFEリライフ』『ルームロンダリング』『となりの怪物くん』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『億男』『映画賭ケグルイ』『貞子』など。2020年、映画『夏、至るころ』で初監督をつとめる。

【INFORMATION】

Netflix オリジナルシリーズ『FOLLOWERS』2月27日(木)、世界独占配信
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撮影/東京祐 ヘア&メイク/豊田千恵 スタイリスト/コギソマナ 取材・文/よしひろまさみち ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2019年3月号発売時点のものです。

 
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