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「毎日無力感を味わっていた」フジテレビアナウンサー佐々木恭子が“人生最大の躓き”から抜け出したきっかけ

わたしが27歳だったころ。

様々な分野で活躍する大人の女性たちにも、私たちと同じ、27歳のときがありました。彼女たちが当時、何に悩み、どんな努力をしてきたのかを伺う本誌の新連載。センパイたちの経験から、素敵な大人に近づくヒントを見つけて! 

フジテレビアナウンサー 佐々木恭子さん

知的で凛としていながら、女性らしい柔らかさ、母親としての包容力も漂わせる。フジテレビのアナウンサーのなかでも独特の存在感を放つ佐々木恭子さん。阪神・淡路大震災がきっかけでアナウンサーを目指した佐々木さんは、スマトラ沖地震で現地を取材したことがきっかけで、仕事への向き合い方が変わった。「仕事と子育ての両立」という子供の頃からの夢を叶えた佐々木さんも、「20代は躓きの連続だった」と振り返る。
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ブラウス¥16000、パンツ¥23000/エス エッセンシャルズ(SANYO SHOKAI カスタマーサポート) イヤリング¥3928、パール1連ネックレス¥20046、2連にしたパールロングネックレス¥12764/アビステ リング¥30000/ルフェール(UTS PR) パンプス¥14500/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
【PROFILE】1972年生まれ。兵庫県出身。東京大学教養学部卒業後、’96年フジテレビに入社。’99年「とくダネ!」のキャスターに抜擢される。2004年ごろより、FNSチャリティキャンペーンの一環で、海外取材へも精力的に出かけるように。2009年に10年務めた「とくダネ!」を産休のため降板。復帰後は、情報、報道番組を中心に活躍。一男一女の母。現在、「Live News イット!」「ワイドナショー」に出演中。
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「やりたい!」という情熱が芽生えた時、勇気を出してその気持ちを口にすることは大事だな、と今は強く思います。

小さい時から、私の夢はたったひとつ。「仕事をする」と「子供を育てる」。その二つを両立させることでした。「女の子も絶対に仕事をした方がいい!」って、専業主婦だった母に洗脳されたんです(笑)。

職業として、最初に憧れたのは裁判官。中学に入ると、たまたまお父さんが裁判官という友達が4人もできて、「父は野球が好きなんだけど、家族の前でも、どこのチームが好きかを明らかにしない。

判決に私情を挟んではいけないので、個人の好き嫌いは、周囲に絶対に知られないようにして生きているんだよ」とか、いかに裁判官が日常でも職務に忠実でいるかを聞いて、「プロってすごい! カッコ良すぎる!」と(笑)。

でも、行きたかった大学の法学部に受かるほどの能力はなく、次の選択として、出版社とか新聞社とか、言葉で何かを表現する仕事に就きたいなと思いました。

就活を始めようとしていた大学3年生の冬、阪神・淡路大震災で生まれ育った地元が被災しました。私は東京にいて、食い入るようにテレビを見ていたのですが、そんな中でふと、「アナウンサーにも、コメントが説得力を持って聞こえる人と、空々しく聞こえる人がいるなぁ」と気づいた。

短いコメントの中に、人生経験や人間性が滲み出ている。もしアナウンサーになって、仕事にきちんと精進したら、いつか自分も、発言の中に人生経験を滲ませることができるかもしれない――。そんな動機で、アナウンサー試験を受けることを決めました。
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