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広瀬アリス「もし渋谷の街に爆破テロが迫っていたら、私なら……」映画『サイレント・トーキョー』

爆破テロが迫ったとしたら?リアルに問いかける衝撃作

本作では、未曾有の連続爆破テロ事件に巻き込まれるOLを演じる広瀬アリス。出演者でありながら「ひとりの観客として作品に心を奪われ、今も考えさせられている」と本音がこぼれた。映画『サイレント・トーキョー』が、もたらしたものとは?
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【PROFILE】広瀬アリス

1994年12月11日生まれ、静岡県出身。2008年、女優デビュー。出演作に、映画『AI崩壊』、連続テレビ小説『わろてんか』、ドラマ『七人の秘書』など。来年1月よりスタートするドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系・木曜22時〜)ではヒロインを演じる。

一度、想像できてしまうと「ない」なんて言い切れない

クリスマスイブの東京で爆破事件が起こる――。“フィクション”だなんて割り切れなかったと振り返る。

「東京で暮らすようになってから、渋谷は身近な場所になりました。作品の中に登場する街並みは私も何百回と訪れた建物だったり、通った道でもあります。見慣れた渋谷の風景が一瞬で絶望の場所になる……。映画の中とはいえ、その想像ができてしまった以上、絶対にこうならないとは言い切れないと思うと怖かったです。

私が演じた真奈美という役は流行が好きな今どきの女子。爆破予告が出ているのに“自分だけは大丈夫”なんて思っていて、演じ始めたときは彼女の人間っぽさをつかめずにいました。抱えている感情が素直に表に出てこない、普通に見えるからこそ難しい役という印象。ところが爆破事件を境にして、正義感や芯の強さがあらわになっていきます。

助けられたのは監督が順撮りで撮影を進めてくださったこと。シーンを行ったり来たりせず、お芝居がしやすい環境を作っていただけました」
台本を読んだときよりも、実際に演じたときよりも。時間が経つほどに奥深い作品だと痛感しているという。

「たくさんの役者さんが登場する群像劇の要素もあり、自分が出ずっぱりの作品ではないからこそ俯瞰(ふかん)で物語を楽しめました。いつもだったら客観的に観られないんですけど。観終わった後、全員の思考を理解できてしまうのがこの作品の魅力だと感じています。

正義ではないけど悪とも言い切れない。そんな曖昧さやキレイ事だけじゃない生々しさに心が惹かれてしまって。『あの人はなぜ、あの生き方を選んだのかな?』と、ふと思いを寄せる瞬間がみなさんにもきっと訪れると思います」

「もし自分が同じ状況に直面したら?」尋ねると、さきほどまでのシリアスモードはまさかの一転(笑)。

「私は守りに入るタイプなので、渋谷が危ないってわかっていたら絶っ対に近寄らない! 翌日に大事な撮影が控えているのにゴハンをたくさん食べちゃうみたいな“攻め”はよくあるんですけど(笑)、命が懸かっていたら話は別。真奈美の行動はありえないですね。

あと、友達の恋を後押しするシーンもあるんですけど……、自分が同じことをされたら正直キツイかも。良かれと思っての行動だとはわかっていても、『いらんことすな!』って。そっとしておいて、私のペースでやらせてくれよ〜ってなりますね(笑)」

INFORMATION

『サイレント・トーキョー』

絶賛公開中

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©︎ 2020 Silent Tokyo Film Partners
「これは、戦争だ。」――。クリスマスイブの東京で突如勃発した連続爆破テロ事件。日本中がパニックに陥る中、事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯するノンストップ・サスペンスエンターテインメント。出演:佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊ほか。

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撮影/女鹿成二 スタイリスト/朝倉豊 ヘア&メイク/面下伸一(FACCIA) 取材・文/長嶺葉月 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2021年1月号発売時点のものです。
 
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