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“ラブストーリーの神様“北川悦吏子の意外な結婚生活とがむしゃらに仕事をしていた27歳の頃[後編]

わたしが27歳だったころ。

様々な分野で活躍する大人の女性たちにも、私たちと同じ、27歳のときがありました。彼女たちが当時、何に悩み、どんな努力をしてきたのかを伺う本誌の新連載。センパイたちの経験から、素敵な大人に近づくヒントを見つけて! 

脚本家・映画監督 北川悦吏子さん【後編】

先日、Twitterで、4ヵ月前に医師から適応障害だと診断されたことを告白した北川さん。今はすっかり完治した。昨年秋に最愛の父を亡くし、21年1月クールのドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』では、自身と娘との関係性もドラマに投影させた。

30代で「ラブストーリーの神様」と呼ばれるようになるまでに北川さんがたどった20代の“夜明け前”。たくさんの痛みを通過した今は、心と身体に優しい生き方を探るように。
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仕事第一優先で、必死で夢にしがみつこうとしていた自分。 今は、寄り道したり、休んだりしてもいいんじゃないかなと思えます。

私の27歳は、とにかくイタい時代でした。「企画書をこの日までに欲しい」と言われて、そのために友達の結婚式をドタキャンしたり。

26歳か27歳かは曖昧ですが、12月24日の私の誕生日に、ボーイフレンドと遠出をしていたら、作家の先輩から、「今クリスマスパーティーやってて、テレビ局のプロデューサーも来るから紹介するよ」という連絡があったので、彼に「帰りたい」と言って、東京まで送ってもらったこともありました。

帰り道に「ダッシュボードを開けてごらん?」って言われて開けたら、ダイヤのネックレスが出てきて。彼の精一杯のサプライズを台無しにしてしまった。

そうして駆けつけたパーティーには、私以外の女の子は有名キャバクラで働く綺麗どころが集まっていて、とても、「脚本を書いています」なんてアピールできる雰囲気ではなく……早々に後にしました。必死で夢にしがみつこうとしていた見苦しい自分。

小さな単発ドラマを書かせてもらえるようになった時期ですが、まだ何者でもないので、人に大事にされるわけがないんです。
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