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08.Jan.2021

菜々緒「嫌な人に会うと、かえってワクワクします」その真意とは?

『おいしい』っておいしい?

人生は山あり谷あり。「無難に生きる」ことが激ムズであることが証明された2020年を経て、これから私たちはどんな戦略で幸せを目指すべきでしょうか?

せっかくなら「やりたいこと」に挑戦してみる? それとも「収入重視」にシフトチェンジする?

何を“おいしい”と思うかは人それぞれだけど、そこがブレない人って、辛酸を舐めることすらも前向きに捉えています。今回は、独自の立ち位置を確立して活躍している方々の生き方から“おいしい”を抽出してみました。

あなたの人生にスパイスを。アレンジはご自由に♪

女優 菜々緒 『悪役』is おいしい?

たった一人の女性の存在感が、物語に奥行きを与えてくれることがある。菜々緒さんはまさにそんな女優。悪女、強い女性、陰のある女性……さまざまなキャラクターを演じ分ける演技のヒントは、人生で出会った悪役たち。果たしてその真意はいかに?

嫌な人に会うとワクワクします

悪役や敵役が魅力的であればあるほど、映画やアニメ、ドラマは面白くなる。

’21年1月と2月に前後編に分けて公開される劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」で、菜々緒さんは、戦士たちの前に立ちはだかる敵方のラスボス・ネヘレニアの声を担当した。

「スーパーセーラームーンがこの世の光を象徴する存在だとしたら、ネヘレニアは、闇を象徴する存在です。今回、声優をやらせてもらうことに決まった時、’90年代アニメを観返しました。原作にはないシーンなのですが、そこにはネヘレニアの過去が描かれていました。元々は新月のお姫様で、彼女なりの葛藤を経験しながら、闇に堕ちていく。

私は子供の頃から「美少女戦士セーラームーン」の大ファンで、漫画にもアニメにも夢中になっていましたが、大人になって改めてこの物語に触れてみると、味方と敵両方の“成長過程における痛み”が描かれていることが分かって、大人になってからの方が、いろんな登場人物に感情移入して、泣きそうになりました(笑)」
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©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
​美少女戦士セーラームーンの物語が子供時代の私に刺さったのは、主人公の月野うさぎちゃんが、プライベートではダメキャラなこともあると思うんです。でも、その平凡な女の子が、仲間と一緒になれば勇気を持って戦える。仕事をするときは私も一人の戦士みたいなものです。セーラームーンと同じで、仲間がいるから強くなれるんだと思います。
今回は声優として悪役に挑戦したが、普段の芝居でも、闇を抱えている人間や陰のある人物の方が、やり甲斐を感じることが多いという。

「正義の味方や悲劇のヒロインって、その人のキャラクターのカッコいい部分、強い部分、美しい部分にしか光が当てられないけれど、悪役の場合は、もっと奥深い部分を探っていける。なぜこの人はこんな悪事を働いたのか。なぜこの人はこんなに人を憎むのか。……たった一言のセリフから、いろんな想像が広がるんです。

今回も、“嘲笑う”とか“含み笑い”みたいな複雑な笑いを音だけで表現しなければならなくて。難しかったけれど、役柄の心のヒダを探るようにしながらトライできたことが、楽しかったです」
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