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夏木マリ「私の20代は、言ってみれば“不貞腐れの時代”」40代で“自分らしさ”と出会うまで

わたしが27歳だったころ。

様々な分野で活躍する大人の女性たちにも、私たちと同じ、27歳のときがありました。彼女たちが当時、何に悩み、どんな努力をしてきたのかを伺う本誌の新連載。センパイたちの経験から、素敵な大人に近づくヒントを見つけて! 

夏木マリさん[前編]

肩書は、「夏木マリ」で――。
この日、マリさんはそう言ってスタジオを後にした。40代で、一番やりたかった表現に出会ったマリさんにとって、20代はまわり道の時期。でも、まわり道でも道は道だ。愚直でひたむきに動いてきたからこそ、かけがえのないライフワークとソウルメイトに出会えた。
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アシンメトリーリブニット¥183700、中に着たTシャツ¥33000、スカートとして着たロングドレス¥375100(参考価格)/リック・オウエンス(イーストランド) 右手人差し指のリング¥159500、右手小指のリング¥327800、右手のブレスレット¥1017500/ミラモア(ミラモア ファイン ジュエリー) パテントブーツ¥155100/ジミー チュウ その他ジュエリー/本人私物

キャバレー回りの日々に見切りをつけ、「何かしよう」と動き出して見つけた、演劇という表現。

私の20代は、言ってみれば“ 不貞腐(ふてくさ)れの時代”です(笑)。

学生時代に、アメリカのロック・シンガーのジャニス・ジョプリンが猛烈に好きだった私は、漠然と音楽に憧れていました。でもそのジャニスは、私が高校3年生のときに、27歳で早逝してしまった。

「ジャニスのような音楽をやりたい」と思って、19歳で歌手としてデビューできたけれど、最初はアイドルのような扱いでした。

21歳のときに、芸名を“夏木マリ”に変えて再デビューしたら、「絹の靴下」という曲がヒットしたんです。急に忙しくなったら、今度は過労も影響して病気で3ヵ月休むことになって。復帰すると仕事は激減(苦笑)。

そこからは、キャバレー回りの日々です。このまま30代まで音楽を続けている自分をイメージしたら、それはちょっと違うなと思った。
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