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石井美保「“若く見える”は十字架」45歳の大人気美容家が目指す“美しさ”とは?

各誌の美容企画で特集が組まれ、愛用コスメは軒並みHIT、人気美容誌の表紙を飾り、実業家、母としての顔も持つ。ここまで幅広く活躍し熱く支持される美容家がいただろうか。この現状を「人ごとのように見てる」と言う石井さんに、今に繋がる20代の頃とこれからについて語ってもらった。
美容家/トータルビューティサロン「Riche」主宰
石井美保

1976年生まれ。「摩擦ゼロ洗顔」や「肌アイロン」をはじめとする石井式スキンケアメソッドが話題となり、雑誌で見ない日はないほどの存在に。InstagramやYouTubeでも、コスメやケア法、メイクテクまで、美容に関する情報を発信中。
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ブレずに凛としている自分が好き。 これからも、ずっとそうありたいです

娘と一緒にいられない 苦しさで泣いたことも。 今ではいい思い出です

娘が大学生になるまでは私の母との3人暮らしだったんですが、小さい頃に「ママが働いてばあばが仕事辞めて家にいてくれたらいいのに」と無邪気に言われてショックを受けたことが。一緒にいてあげられない苦しさで、泣きながら寝たことも。でも、専業主婦をしていた間はずっと2人で一緒にいたから愛情は定着してるはずと信じて、それを支えに仕事していました。そんな娘ももう20歳。時が経つのは早いですね。
そうしているうちにサロンが軌道に乗り始め、まつエクの流行もあってサロンを取材していただけるようになり、今に繋がっている感じです。だから今振り返ると、激動ではありましたが鬱々とはしていなくて、楽しくて、必要な時間だったと思えますね。

人前に出ることが苦手。 撮影も失敗を繰り返しながら なんとかやってます(笑)

雑誌に出始めた頃は、写真を撮られるのが今よりもっと苦手でした。全然笑えなくて、泣き顔みたいになっちゃって。「娘のことを思い出して笑って」って言われるんですが、娘のことを考えると涙が出て(笑)。でも失敗をただ悲しんでいても仕方ないので、服の色やヘアメイクでの写り方を分析したりして。七転八起でどうにかやってます。

乗っかる時に躊躇しない。 来たものは120%で頑張る。 この二つが私のベース

結婚の時もまつエクの時もそうでしたが、乗っかる時に躊躇しないっていうのが私の生き方のベースかもしれないですね。それができるチャンスが来たってことは「やれ!」ってことだなと思うから、ダメだったらどうしようとかはあまり考えないんですよ。やってみて違ったらやめればいいじゃんって。
もうひとつ、来たものは全て120%で頑張るってことも大事にしています。仮に苦手なことでもトレーニングと捉えて精一杯向き合うと、意外とできちゃって結果楽しかったってケースもあるから。いいことも嫌なことも必要だから降り掛かってきていて、全力でこなした結果、次が来ると思っています。
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