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黒柳徹子さんが仕事をする上で大切にしていること「世の中とか世間一般の常識には、慣れないほうがいい」

私は他にも、いわさきちひろ美術館の館長や、日本パンダ保護協会名誉会長とか、いろんな組織に関わってもいます。どれも強制されているわけじゃなくて、自分がやりたいと思うことをやっているので、つらいとか、辞めたいと思うことはありません。

仕事をする上で大切なことは、どんな仕事であれ「自分で選んだ」と納得することではないでしょうか。そうしたら、たとえ嫌なことがあっても、「自分で選んだ道だから」と人のせいにしなくて済むでしょう? 

それから、仕事には早く慣れたほうがいいけれど、世の中とか、世間一般の常識には、慣れないほうがいいように、私は思います。「きっと世の中こんなもんだろう」と思い込まないこと。常に、自分自身の視点で物事を見るようにしたほうがいい。大人になっても、子どもの目の鋭さをなくしてしまわないように。
私の将来のお仕事? 今年、「徹子の部屋」が45周年なので、あと5年は続けたいんです。そうしたら50周年でしょう。そこまでは頑張って、5年後には私も90を過ぎてしまうので、前から言っている、「100歳で政治記者になる!」という目標を叶えるために、そこから真剣に政治や経済の勉強を始めたいです。

なぜ私が100歳で政治記者に、なんて考えているかというと、政治家の答弁にはいつも不満はあっても、ズバッと切り込める人がなかなかいない。政治家といえば海千山千、いろんな経験を積んでいるから、ちょっとやそっとじゃ太刀打ちできないんだろうな、なんて想像しちゃうんだけど、流石(さすが)に100歳の政治記者がズバリ切り込んだら、政治家もタジタジになるんじゃないかと思うの。

この秋に上演される舞台も、私は79歳の役で、そんなの50歳の女性が演じても説得力がないでしょう? 人間には、その年齢にしか出せない味があるし、その年齢だからこそ回ってくる役割っていうのもあると思うから。

何かを始めるのに、「早すぎる」とか「遅すぎる」ということはないんです。105歳でお亡くなりになった聖路加国際病院元名誉院長の日野原重明先生は、「100歳まで仕事をしたかったら、なんでもいいですから、今日から新しいことを始めることです」と、たしか98歳ぐらいのときにおっしゃっていました。ちなみに先生は、95歳からゴルフをお始めになったそうです。

私は、70代の半ばで陸上のハードルに挑戦したいと思ったんですが、周りのスタッフから「やめてください! 危険です」と止められました。でも、80代でインスタとYouTubeを始めたんですもの、まだまだ世の中に興味津々。私の好奇心が尽きることはありません。

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撮影/下村一喜(アジャンスヒラタ) スタイリスト/大野美智子 ヘア/松田コウイチ(MAHALO) メイク/MAHIRO 取材・文/菊地陽子 協力/アワビーズ、バックグラウンズファクトリー 衣装/本人私物 ●再構成with online編集部 
 
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