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編集部|ピープル

コロナ禍での出産で気持ちが不安定に。「母親になる」というプレッシャーを振り返って優香が今思うこと【短期集中連載 Vol.1】

高校生で芸能界デビューしてから24年。今もなお、自然体で明るいキャラクターが多くの人から愛される優香さん。バラエティ番組の司会から女優業など幅広く活躍。知名度・好感度ともに不動のものとなっています。

そんな優香さんが結婚したのは2016年のこと。1児の母にもなり、この数年ではプライベートに大きな変化が。その過程の中で、仕事や生活、価値観に何か変化はあったのでしょうか? 普段はご自身についてあまり多くを語らない優香さんが、今の思いを率直に教えてくれました。

コロナ禍での出産を振り返って優香さんが今、思うことは?

妊娠中も出産後も、自分と向き合うっていう気分に全然なれなかった

― お子さんが生まれる前と後で、ご自身に何か変化はありましたか?

「もともとおしゃれが好きで、外に出たらお洋服屋さんを見に行ったり、友達同士で「可愛いね、どこの?」なんていう会話もしていたんですが、妊娠してお腹が大きくなるうちに、着られる服がだんだん少なくなっていったんですよね。ダボっとしたものが多くなったりして。そうしたら出産後もしばらくの間、前ほど自分の物に興味がなくなってしまったんです。前は目につく場所や物が自分中心だったのに、不思議ですよね。

スキンケアも疎かになって、化粧水をつけるのも気づいたらお昼ぐらいだし、もはや鏡すら見ない、みたいな(笑)。自分を見つめる、自分と向き合うっていう気分に全然なれなかったんです。ずっと子どもに目を向けているから常に目線は下の方に向いていて、上を向いたり空を見上げるっていう仕草も少なかった気がします。それに加えてこのコロナ禍で、人と会わなかったり、少し外に出てもマスクを着けているから、身なりに気を使うこともしなかったんですよね。

でも、まだ気は緩められないですけど、やっと自分の着たいものを着て外に出たり、ファッション誌を読む余裕も出てきたかなと思います。こんなの流行ってるんだ、可愛いな、着たいなという気持ちに、またなりはじめたって感じですかね。でもまだまだ美容ケアはできていません……。唯一、メイクさんに教えてもらった美顔器を少し使っているぐらいで、自分のケアをすることから少し遠のいていますね。そろそろ始めなきゃダメですね(笑)」
 

出産後は嬉しさとともに不安を抱えていた

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― コロナ禍でのご出産はかなり大変だったんじゃないですか?

妊娠7ヵ月めくらいかな、「さあ、出産準備しなくちゃ」っていうタイミングで、世界的にコロナが流行り出して。あれよあれよという間に最初の緊急事態宣言が出て、出産時期とかぶってしまったんです。出産直後に夫が2時間だけいられたぐらいで、ほかの誰にも、母にも会えなくて。もうずっと孤独。隣にいる赤ちゃんと一緒にいても、ホルモンバランスの揺らぎも重なって、どこか嬉しさとともに不安も抱えていました。

産んでからは母親としての実感というものより、なんだか不思議な気持ちでした。赤ちゃんを産んだ後、人に会って誰かに「おめでとう」「ママだね」って言われたり、抱っこしてもらうことで「私はお母さんになったんだ」って実感していくのかもしれないけど、私はそういう機会が少なかったから、不思議な気持ちになったのかな。あとは、いろんな見えない要素に心配ばかりしていました。退院後も自分が外に出ることさえ怖くて、コンビニにも行けないくらいで。生まれたばかりのこの子を守らなきゃって思うと、なんだかわからないものに怯えていたんですよね。

考えてみると、たぶんすごく「母親になる」ってことに向き合いすぎていたんだと思います。子育てにおいて周りを見る余裕っていうのは、大事ですよね。今は、家族でよく散歩にも出かけるようになりました。最近、絵本で見たものと実際に見ているものが一緒のものだということがわかってきたようで、物と物を一致させて答え合わせするのが楽しいみたい。子どもって少しずつそうやって世界を外に広げていくんだなと感じるから、これからもできるだけ外の世界を見せてあげたいなと思っています。
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