ピープル
古市憲寿「結婚の正体をさがして」
07.Sep.2020

【古市憲寿×田嶋陽子】「結婚しないと、将来寂しくなる?」の不安に対する秘策とは?―結婚の正体をさがして 拡大版―

古市憲寿【結婚の正体への道】田嶋陽子さんと試練を攻略せよ!

35歳、独身。結婚願望は低めだけど、結婚の正体を探して孤独な旅を続けてきた古市さんを救うべく、田嶋陽子さんがアドバイザーに!? 歯に衣を着せぬ物言いで話題を集めてきた二人がタッグを組めば、まさに鬼に金棒!

結婚適齢期と呼ばれるwith読者世代をモヤモヤさせる難問に挑んでもらいました。

今回の試練:「結婚しないと、将来寂しくなる?」の闇

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■古市さん(以下・古) 「田嶋さんはずっと独身ですよね。ひとりで家にいて、急に寂しくなったりしないんですか?」

■田嶋さん(以下・田) 「寂しいという言葉は今の私には関係ないみたいね」

■古 「すみません(笑)。ただ、平均寿命を見ても、女性は結婚していても、最後にひとりで暮らす場合が多いですよね。どんな対策をしておくべきでしょうか?」

■田 「なんでひとりが悪いの? こういう研究があるのを知ってる? 大雑把な言い方だけど、女性は配偶者がいると早死にする。逆に男性の場合、配偶者がいないと早死にする。結婚する予定がないなら、頭金を貯めて真っ先に自分の巣を買うべきよ。そうしたら、変な男についていかなくてもいいし、物欲しげな態度をしなくて済む。

ツンとしているから、かえってウンと男が寄ってくるよ。家は逃げ場であり、最後に自分を守ってくれるところだからね。これは絶対に言っておく。働き続けることと、頭金を貯めて自分の家を買うこと! それに、ひとつの結婚を一生続けるなんて無理。するんなら、人生に3回くらいかな」

■古 「まあ、僕はひとりでも大丈夫なんですけど。むしろ他人と何十年も同居するほうが辛いと思ってしまう」

■田 「ははは! 同じことを私もずっと言ってたわ。案外、私たち、似ているんじゃないの!?(笑)」

■古 「田嶋さんは結婚を迷ったことはないんですか?」

■田 「あるよ。若い頃はね。でも、どんなに好きな人でも、5時間一緒にいたら、5時間ひとりになりたいと思っていたの。今は、79歳。24時間全部! 自分で使いたい。誰にも私の自由はあげない!」
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【田嶋陽子】
1941年生まれ。岡山県出身。満州や母の故郷の新潟で戦時中を過ごす。’69年、津田塾大学大学院博士課程修了。2度イギリスに留学。’76年、法政大学教授。2001年、参議院議員。還暦を過ぎてからシャンソンと「書アート」をはじめ、自分の世界をつくるべく格闘中。
【古市憲寿】
1985年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。社会学者として、若者の生態を的確に描出した著書『絶望の国の幸福な若者たち』などで注目を集める。最新刊はアムステルダムを舞台に元俳優との出会いを描いた『アスク・ミー・ホワイ』。

↓他の試練もチェック!

with10月号では田嶋陽子さんと古市さんがwith読者世代をモヤモヤさせる5つの難問に挑んだり、古市さんがイガリシノブさんと対談したり。拡大版ならではの読み応えたっぷりの内容でお届けしています! ぜひご覧ください!
※好評につき一部ネット書店で在庫切れが発生し、大変ご迷惑をおかけしております。


イラスト/死後くん 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部
 
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