ピープル
古市憲寿「結婚の正体をさがして」
05.Sep.2020

【古市憲寿×田嶋陽子】「結婚・出産で仕事を辞めてもいい?」に出す答えは?―結婚の正体をさがして 拡大版―

古市憲寿【結婚の正体への道】田嶋陽子さんと試練を攻略せよ!

35歳、独身。結婚願望は低めだけど、結婚の正体を探して孤独な旅を続けてきた古市さんを救うべく、田嶋陽子さんがアドバイザーに!? 歯に衣を着せぬ物言いで話題を集めてきた二人がタッグを組めば、まさに鬼に金棒!

結婚適齢期と呼ばれるwith読者世代をモヤモヤさせる難問に挑んでもらいました。

今回の試練:「結婚・出産で仕事を辞めてもいい?」の森

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■古市さん(以下・古) 「お手元のwith8月号には、セーラームーンのイラストが描かれた婚姻届が付録についているんですよ」

■田嶋さん(以下・田) 「なんてこと! ギエーッ! こんなの初めて見たわ! ロマンチックなキスシーンが描かれているけど、結婚した後の生活はこんなに甘くないからね! アハハ!」

■古 「むしろ婚前より毎日が大変になることも!?」

■田 「そうよ! 自分の面倒を見るだけでも大変だってのに、結婚すると亭主まで子どもになっちゃうんだからさ。自分で自分の世話ができないような男を選んだらダメだね。日本の男はもっと生活自立しないといけないし、日本の女性はもっと経済自立しないといけない。『女はパンを稼げ! 男はパンツを洗え!』 を忘れないで!」

■古 「この連載でお会いしてきた女性たちも、共通点は経済的に自立していることでした。だから相手の収入にとらわれずに好きな人と結婚できたり、離婚しても幸せそうだったり……やっぱりお金って大事ですよね」

■田 「そう、お金は御足(おあし)。お金と足は自由のシンボル。だから、仕事だけは絶対に捨てちゃいけない。『俺が養ってやるよ』とか言われたって、飽きられたらそれで終わり。今、外出自粛で家に閉じこもってる影響で、DVの件数が急増しているんだよ。経済力に自信がなかったら、女は逃げることもできない。

だから、男を捨てても職は捨てるな! これだけは肝に銘じておいて! それからちょっと付け加えておきますね。女性の生涯賃金は約2億6000万円(※)。でも、結婚して途中からパートで働くと生涯賃金は約6000万円。覚えておいてね」

■古 「 20代だと賃金や労働環境が良くないケースもあって、結婚を機に退職を望んでいる女性もいると思います」

■田 「繰り返すけど、男に飽きられたら終わりじゃん。それに女を養えるだけの収入がある男は少なくなってきている。
働いている限り、仕事は自分を裏切らない。だけど男は女を裏切る。そんな、愛とか恋とかバカ言ってるんじゃないよ(笑)。何回も経験して、懲りてるでしょ! ? いつまでも夢見ている場合じゃないよ!」

■古 「 ちなみに田嶋さんはどういう男性が好きなんですか?」

■田 「ほっといてッ!」

※ ニッセイ基礎研究所2017
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【田嶋陽子】
1941年生まれ。岡山県出身。満州や母の故郷の新潟で戦時中を過ごす。’69年、津田塾大学大学院博士課程修了。2度イギリスに留学。’76年、法政大学教授。2001年、参議院議員。還暦を過ぎてからシャンソンと「書アート」をはじめ、自分の世界をつくるべく格闘中。
【古市憲寿】
1985年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。社会学者として、若者の生態を的確に描出した著書『絶望の国の幸福な若者たち』などで注目を集める。最新刊はアムステルダムを舞台に元俳優との出会いを描いた『アスク・ミー・ホワイ』。

続きはwith10月号でお楽しみください!

with10月号では田嶋陽子さんと古市さんがwith読者世代をモヤモヤさせる5つの難問に挑んだり、古市さんがイガリシノブさんと対談したり。拡大版ならではの読み応えたっぷりの内容でお届けしています! ぜひご覧ください!
※好評につき一部ネット書店で在庫切れが発生しております。申し訳ありません。


イラスト/死後くん 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部
 
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