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山崎育三郎「はなうたまじり」

山崎育三郎×蜷川実花「お子さんにも表現の世界で仕事をしてほしい?」その意外な答えとは?

山崎育三郎【はなうたまじり】

人と会って、話して、楽しくて。思わず鼻歌を歌いたくなる。歌で心に温もりと潤いを届ける“歌うスーパー美容液”山崎育三郎さんが、「今会いたい人」と「こんなことやってみたい」ということを実現して、おしゃべりもするこの連載。 

今回のゲストは写真家・映画監督の蜷川実花さん。1年ほど前に雑誌の撮影で「写真家と被写体」の関係で会って以来のふたり。後半では、育さまも驚きの写真や映画の習得方法、「さくらん」の裏話、実花さんの撮影スタイルについて話は進んでいきます。

【写真家・蜷川実花さんと「被写体」になる】後編

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山崎さん:コート¥49000、Tシャツ¥24000/WRAPINKNOT(HEMT PR) コーチジャケット¥29000、トラウザース¥27000/KHONOROGICA(HEMT PR)

誰より経験の浅いなかで、自分の世界を貫き通す覚悟

■山崎 写真はどうやって学んだんですか?

■蜷川 「写真の撮り方」っていう本で(笑)。

■山崎 えー?(笑)

■蜷川 カメラマンって王道としてはスタジオマンをして、誰かのアシスタントをして、独立してっていうものなんだけど、私はその本で勉強してから自分で作品ブック作って、編集部に営業の電話をして、小さいカットを撮らせてもらって、1ページになって、特集になって、巻頭になって、とだんだん広がっていった感じなんです。
■山崎 自分で切り開いていったんですね。そこから映画に繫がったのは?

■蜷川 ある日突然、監督をやりませんかと依頼されて、興味があったしやりますって答えてから、「映画の撮り方」っていう本を読んで勉強しました(笑)。それが33歳のときに初めて撮った「さくらん」です。

■山崎 映画も「映画の撮り方」で勉強して撮ったんですね(笑)。その時もうすでにスチール写真では僕たちも実花さんの世界観をよく知っていましたが、それを映像にするうえで苦労したことってありましたか?

■蜷川 花の写真とか金魚の写真とかなら本当に小さい世界だからひとりで撮れるし、モデル撮影でも、編集さんと私との間で了解が取れれば割と自由に作り上げられるんです。私は美大出身だから、セットも全部自分で作れちゃうし。浅草橋で番傘買ってきて、背景画も自分で描いて、って。

でも映画って、それとは比較にならないくらいものすごくたくさんの人が関わる大きなプロジェクトで、その中で自分を貫き通す勇気は必要ですね。

■山崎 出来上がった作品を見ると、自由に実花さんの世界を描いているように見えますけど、やっぱりそこは大変なんですね。
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