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山崎育三郎「はなうたまじり」

山崎育三郎「美依紗はブロードウェイの舞台に行ける人だと思う。夢が叶ったら何でも買ってあげちゃうかも!」今大注目の清水美依紗さんと音楽対談

山崎育三郎【はなうたまじり】

人と会って、話して、楽しくて。思わず鼻歌を歌いたくなる。歌で心に温もりと潤いを届ける“歌うスーパー美容液”山崎育三郎さんが、「今会いたい人」と「こんなことやってみたい」ということを実現して、おしゃべりもするこの連載。 

アメリカ・NYで出会い、現在はIMYオリジナル作品『あいまい劇場 其の壱「あくと」』で共演中。前編は、シャイだった美依紗さんが音楽と出会いNYへ渡るまで、そして育さまが「すっごい子を見つけた!」と驚いた衝撃の出会いをお届けしました。後編では美依紗さんの初舞台となる『あいまい劇場 其の壱「あくと」』についてのお話から!

清水美依紗とニューヨーク[後編]

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ミュージカル楽曲を日本語で歌うことの難しさとは……

■山崎 大役に抜擢されて、ここから世界に大きく羽ばたいていくにもかかわらず、僕と尾上松也、城田優のIMYオリジナル作品『あいまい劇場 其の壱「あくと」』に参加してもらうっていう(笑)。

■清水 いえいえいえ。すごく嬉しいです。

■山崎 この作品では新しいスターを作り出したいという目的もあり、当初、僕たち以外の出演者は全国オーディションで決める予定だったんだ。でも、コロナ禍でできず、僕が「NYで出会ったすごい子がいるから」と推薦して、優と松也に美依紗の歌唱映像を見てもらったら、即答で「美依紗さんでいこう」と。

■清水 えぇー! そうだったんですかー!?

■山崎 そう。だから、ディズニーさんより育三郎のほうが先に見つけて、舞台にもオファーしてますからね(笑)。

■清水 アハハハ! 本当に光栄です。私は『~あくと』が初舞台なんですが、皆さんが自由にお芝居していいよという環境を作ってくださるので、とてもやりやすくて。

■山崎 そこはすごく考えていて。僕自身、19歳で受かった『レ・ミゼラブル』の稽古ではすごく緊張したの。ピリついた稽古場では表現する以前に緊張との闘いで、自分を解放するのは難しい。

これは良くないと思っていたから、今回は芸歴も関係なく、一つの作品を作り上げるチームとして、演出の成河くんを中心に、稽古前には遊びのワークショップを取り入れたりして、自由に楽しく芝居ができる環境を目指しているんだ。
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