山崎育三郎【はなうたまじり】
ホストとして、計27組のゲストと語り合ってきた『はなうたまじり』も今回で最終回。俳優、芸人、作家、アナウンサー……、様々なジャンルの方の本音に迫り、「月1の楽しみでした」と話す育さま。過去の記事を懐かしそうに見返しつつ、最後は新たな野望も!?
山崎育三郎が全27回を振り返る

どんな人にもドラマがある。それを掘り下げるのが好き
12歳で初めてミュージカルに出演したときも、大人のキャストの方にいろんな話を伺い、あるときは喫茶店に俳優さんを呼んでもらい、「将来、ミュージカル俳優になりたいんですが、皆さんはどうやってミュージカル俳優になったんですか?」と聞いてみたり(笑)。幼い頃から人の人生を知ることに興味があったんですよね。
だから、『はなうたまじり』ではどんな方との対談でも緊張することはなく、ワクワクが強かった。知らない人であればあるほど、どういう方なんだろうと気になって。知らない世界の話を聞けるのは楽しくて、ワクワクするんですよね。
昔、父に言われた「人生を豊かにするのは本を読むか、たくさんの人と話をするか、どっちかだ」という言葉は今でも強く残っているのですが、目の前で相手の言葉を聞き、人生を知ることは、1冊の本を読むこと以上に心が動く時間だったなと思います。