山崎育三郎【はなうたまじり】
今回は3年前に共演して以来、「同じ匂いを感じる」という仲のふたり。声や言語表現にまつわるマニアックな会話を繰り広げ……。山村さんが教員免許を持っていることから「ふたりが先生になる」という設定で、まるで放課後の部室のような、熱い語り場になった。
《山村隆太さんのはなうたテーマ》
「メロディー」 玉置浩二
【山村隆太さんと先生になる】

PROFILE
1985年1月21日生まれ。大阪府出身。英語科の教員免許も持つ。幼なじみとバンドflumpoolを結成し2008年デビューしてから現在に至る。2020年は春にアルバムをリリースし、7月より全国ツアーをまわる。
山崎育三郎
1986年1月18日生まれ。東京都出身。4月はミュージカル「エリザベート」出演のほか、NHK連続テレビ小説「エール」にも出演。2020年のツアーの様子は3月28日CS・TBSにて放映。
初のお芝居が月9の主演で、みるみる痩せてたね(笑)
■山村 あれな(笑)。
■山崎 品があって、中性的なイメージだったんだけど、つき合ってみると男臭いところもあるし、ちょっと同じ匂いを感じたんだよね。
■山村 うわ。俺も全く同じこと言おうと思った(笑)。最初は呼び名が「育さま」だったよね。分かる? この、他の人には決して生み出せない「育さま」感(笑)。それでいて、ぐいぐい引っ張ってくれる男らしさと、すごく気にかけてくれる繊細さもあって。大人の社会の中で、小さいときからひとりでやってきたからこそ身についたんやろね。
■山崎 中1でミュージカルデビューしたからね。山村さんは、人生最初のお芝居で、月9の主演でしょ? 日に日にガリガリに痩せていく姿が、忘れられないよ。
■山村 すごいストレスの毎日やった……。20代は好きなことばっかりやってたから、30代は苦手なことに挑戦しようっていう目標を掲げたんだよね。それで受けたんやけど。
■山崎 それまでにもオファーはあったの?
■山村 あっても、無理やと。器用じゃないし、でも避けてるのももったいないなって思ったときにきたのが、まさかの月9で。
■山崎 いや、すごいよね。だって本当にお芝居が初めての人だもん、俺の弟が月9の看板背負うのと同じだよ(笑)。もちろんミュージシャンとしてセンスも集中力もすごいとは思うけど、初めてとは思えなかった。