ピープル
山崎育三郎「はなうたまじり」
14.Jan.2020

山崎育三郎【はなうたまじり】秋山竜次さん前編「心の支えは『はねるのトびら』でした」

山崎育三郎【はなうたまじり】

2019年10月11日に開催された「THIS IS IKU2019 ~男祭~」のゲストの一人だった秋山さん。彼は実は、19年前、まだ少年だった山崎育三郎さんの笑いの原点でもあった。ライヴでも、お腹がよじれるほど笑わせた後、歌で観客のハートをぐっと鷲摑みにした。今回は、その大劇場サイズのなりきり力の秘密に、育さまが迫る!

《秋山竜次さんのはなうたテーマ》

「誰も寝てはならぬ」~オペラ「トゥーランドット」より

声質も素晴らしくて、歌もうまくて、存在感も演技力も音楽センスもある。秋山さんは、望めばミュージカル俳優はもちろん、オペラ歌手にもなれたかもしれない逸材。もし、秋山さんがオペラ歌手だったら……? そんなことを想像したら、テノールのためのアリア(独唱曲)として有名なこの曲が浮かびました。全然鼻歌じゃ歌えないけど(笑)。

【秋山竜次さんとミュージカル】

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PROFILE

秋山竜次(ロバート)

1978年8月15日生まれ。福岡県出身。幼稚園から高校まで同級生だった馬場裕之と、吉本総合芸能学院東京校の同期だった山本博とともに、1998年「ロバート」を結成。現代を代表するクリエイターがそれぞれのフィールドでの仕事ぶりや人生について語る「クリエイターズ・ファイル」をYouTubeなどで次々に更新している。
https://creatorsfile.com/

山崎育三郎

1986年1月18日生まれ。東京都出身。来年1~2月は、ライブツアー「MIRROR BALL」で全国を回る。4月から帝国劇場でミュージカル「エリザベート」にトート役として初出演。NHK連続テレビ小説「エール」への出演が決定している。
詳細は https://www.ken-on.co.jp/1936/ まで。

ミュージカルから離れていた時代の心の支えは、「はねるのトびら」でした( 山崎)

■山崎 秋山さんって、北九州出身なんですよね。僕、以前住んでいたことあるんです。父親が、新日鐵という企業に勤めていて。

■秋山 お! 八幡製鉄所ですか?

■山崎 はい、だから小さい頃に家族で。秋山さんはお父さんの地元が北九州ですか?

■秋山 両親とも北九州です。と言っても小倉でも八幡でもなく、もっと辺鄙な、コンテナターミナルと砕石所しかない場所(笑)。僻地ですよ。野犬もすごいし。

■山崎 野犬?

■秋山 めちゃくちゃいるんですよ。俺の母ちゃんは、つい最近まで、早朝、仕事に行く時にいつも木刀を持って出てました(笑)。あたりが真っ暗だと、野犬の目が光るらしい。可愛い♡ なんて言ってられないですよ。

■山崎 ワイルドだなぁ(笑)。秋山さんのお父さんって、役者だったって本当ですか? 

■秋山 というか、役者を目指していたみたいです。東映の大部屋俳優として、斬られ役をやってました。僕も、親父が出ている映画を観たことがありますけど、刀で斬られたり、槍で突かれたりして、全部死んでます(笑)。でも、事故に遭って、役者の夢は諦めて、地元に戻ったみたいです。

■山崎 芸人の道に進んだのは、そのお父さんの影響もあったんですか?

■秋山 親父は常に、「好きな道に進め、勉強なんかせんでいい」って言ってました。高校卒業したら東京か海外に行けと言われて、何がやりたいかわからないまま上京して。ビルのダクト掃除とかのアルバイトで食いつないでました。

■山崎 そこからどうやって芸人の道に?

■秋山 きっかけは、大井町の本屋さんで、お笑い雑誌を手にとったことかな。お笑い養成所・生徒募集という告知があって、応募してみようと思ったんです。
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