ピープル
山崎育三郎「はなうたまじり」
11.Jul.2020

山崎育三郎×小籔千豊 前編「あそこで踊ったら、虐められている今の状況から脱却できるかも」と思った【連載 はなうたまじり】

■小籔 お話を伺って、3つ勉強になりましたね。1つ目は、小っちゃい時から続けていた特技があるのは強い。2つ目は、「可愛い子には旅をさせろ」という教育方針は正しい。3つ目は、勝負するためには、リスクを覚悟せなあかんということ。リスクを考えない人生は、好転することはないんやな、と

■山崎
 いやいや恐縮です。今日は、僕も色々伺いたいことがあって。小籔さんの、お笑いを目指すきっかけは何だったんですか?

■小籔 母親がお笑いオタクで、小学校の頃から、子供たちだけで将棋会館と映画館、なんば花月に行くことだけは許されていたんです。ウチのおばあちゃんは「堅い職業じゃないと許さへん!」みたいな感じで。親戚も勉強できる子が多かったんですよ。最初は、「踊る大捜査線」の影響で、警察官僚になろう思てたんですけど、ドロップアウトしまして

ある日、ブラブラしてたら、2丁目劇場の前で憧れのバッファロー吾郎が呼び込みしてた。ライヴを観たら、球速150キロのボールがガンガン投げ込まれて、「さすがや、めちゃくちゃおもろいわ」と。千原兄弟も出て、やっぱり150キロの球放るんです。そしたら次に、全然おもんない人が出てきて、110キロやったんです(笑)。

その時僕は、地元で130キロ放ってる自信があった。ゲームコーナーでそのおもんないやつがバッファロー吾郎と喋ってて、「あんなやつでも、バッファロー吾郎と友達になれるんか」と衝撃を受けて、NSCに入って、自分のストレートがどこまで通用するか試してみようと思ったのがきっかけ


■山崎 
​おばあさまは許してくれた?

■小籔 当時は、「浪人してもかまへん、大学行け」とか言うてましたけど、90なんぼの今は、うちのおとん曰く、「おばあが長生きしてるのは、お前がテレビ出てるからや」って

■山崎 ​いいお話ですね。
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《小籔千豊さんのはなうたテーマ》

「My Girl」 The Temptations

今回の対談で、小籔さんがいかに娘さんを、家族を愛しているかがよくわかりました(笑)。なので、アメリカを代表する“愛しい人”を歌ったこの曲を贈ります。アメリカのR&Bグループ「テンプテーションズ」の1964年リリースのヒット曲ですが、日本でも、加藤ミリヤさんがカバーしたり、世界中でいろんなミュージシャンに歌い継がれています。

この後、仕事の幅を広げていくときに小籔さんが心がけていることや、新喜劇、ミュージカルに対するそれぞれの思いなど、「ピンチをチャンスにした話」はさらに深まっていきます。ぜひwith8月号本誌をご覧ください。

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撮影/田上浩一 ヘアメイク/花村枝美(山崎さん/マービィ) スタイリング/百瀬豪(山崎さん) 取材・文/菊地陽子 ※商品情報はwith2020年8月号発売時点のものです。
 
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