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山崎育三郎「はなうたまじり」

【山崎育三郎×市村正親】市村さんが語る「ふたりの子供を授かり変わった“あること”」演技に与えた影響

山崎育三郎【はなうたまじり】

人と会って、話して、楽しくて。思わず鼻歌を歌いたくなる。歌で心に温もりと潤いを届ける“歌うスーパー美容液”山崎育三郎さんが、「今会いたい人」と「こんなことやってみたい」ということを実現して、おしゃべりもするこの連載。 

今回のゲストは「モーツァルト!」で育さま演じるヴォルフガング・モーツァルトの父、レオポルトを演じた市村正親さん。前編では、市村さんがこの世界に入るきっかけや、劇団四季で『オペラ座の怪人』のファントム役を射止めるまでのお話を伺いました。

【市村正親さんと親子語り】後編

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山崎さん:ジャケット¥77000、シャツ¥35200、パンツ¥38500/ネーム その他スタイリスト私物 市村さん:すべてスタイリスト私物

『オペラ座の怪人』の降板が、逆にプラスの転機になった

■山崎 その後、四季を辞めたのは……?

■市村 42歳だったね。ファントムを下ろされたのがきっかけで。ちょうどその前にロンドンで『ミス・サイゴン』を観ていて、日本での上演も決まっていて。だから、“今だ”と、四季を辞めて『ミス・サイゴン』のオーディションを受けて。

■山崎 凄まじい人数が受けに来ますよね。

■市村 でも僕は本気だったからね。オーディションの部屋に入ってきた瞬間、“エンジニア”が来た!と思ったと、後で聞いたよ。

■山崎 そこでエンジニア役を獲得して、1年半のロングラン。

■市村 しかも1年半のうち6ヵ月は一人でやったんだ。週10公演を。

■山崎 それほどのロングランってどんな感じですか?

■市村 とにかく役がいいから、1回1回が楽しくてしょうがなかったよ。

■山崎 それを30年間。

■市村 もう今じゃ初演から同じ役を演じているのは僕しか残ってないね。でもエンジニアって、年齢があってないような役だから。

■山崎 当初と今では感覚が違うのでしょうか?

■市村 最初のうちは“こいつは泳いででもアメリカ大陸へ渡るな”って感じだったけど、今じゃあ“サメに食われちゃうだろうな”と思う(笑)。でも、そんなエンジニアがいてもいいと思うんだよ
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