withonlineロゴ
  • ピープル
  • 上野樹里「結婚しても自分らしくいるために、お互いの役割を線引きしないのも一つの覚悟」【インタビューvol.2】
編集部|ピープル

上野樹里「結婚しても自分らしくいるために、お互いの役割を線引きしないのも一つの覚悟」【インタビューvol.2】

人間関係

SHARE

もしすべての男性が妊娠する可能性がある世の中になったら……?
そんな男女の立場が逆転するというハプニングから始まる、社会派コメディドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」が4月21日よりNetflixにて全世界独占配信されます。ヒロイン・瀬戸亜季役を務めるのは、上野樹里さん。一風変わったストーリーから様々な現実問題が描かれていく中で、葛藤して進んでいく姿を巧みに表現されています。その中には、働き方や結婚について考えさせられる場面も。そこで今回は、上野樹里さんの仕事観、そして結婚観について聞いてみました。

仕事と結婚に共通する「生きやすい考え方」

― 役者としてお仕事される中、いつもどんな意識で役に向き合っていますか?

「昔はすごくストイックに考えて、役を全うすることを必死に考えていたんですけど、最近はあまり自分でこうと決め込まず、大船に乗った気持ちで監督やプロデューサーに預けて、ゆだねてみています。1回ゆだねて知らない自分を見てみたいんです。自分で決めた枠の中で生きるよりも、まず周りと調和して楽しんで、そこから自然発生して生まれてきたものをうまくキャッチしながら、やっていけるといいなと思っています。

そもそも作品づくりって正解はひとつじゃないし、昨日撮るのと今日撮るのとでも全然違うものになる。どこにも制限がない宇宙みたいな時間なんですが、それって逆にいうと好きにやれているということで、『自由なんだな』と思うとやっぱり楽しくなるんです。

一番大事なのは、見たお客さんたち皆さんが明日も頑張ろうとか、ちょっとリフレッシュできたり、ガス抜きして前向きな気持ちになれるということ。元気な姿を映してもらえるだけでも、本当に意味はあると思うし、さらに作品の面白さやエンターテイメント性が乗っかって発信していけるといいなと思いながら、今はやっています」
pattern_1
 
―仕事と同様に、結婚についてもあまり考えを決め込まない方が生きやすいと思いますか?

「そうですね……。意外とみんな、価値観や趣味や嗜好は全部合わないけど何かフィーリングが合う人がパートナーだったりすると思うんですよ。全然違うところがあるから、夫婦として幅が広がるわけで。全部が一緒だったら、落ち込んだ時に一緒に落ち込むことになっちゃうじゃないですか。違う尺度から見てくれる人がいないと、魅力もわからないと思いますし。

今、マッチングアプリなんかは『確率的に何%相性が合っています』なんて教えてくれるのかもしれないけど、AIとかで機械的に判断されることで、逆に複雑になっている部分もあると思うんですよね。人間同士のフィーリングの一致なんて機械が測れるのかな? って思っちゃいます。だって目に見えない波動や振動数みたいなところは、実際に会うという体験を抜きにしては得られないから。

コロナ禍で人との接触とか少なくなり、体感する、体験するということも減った今、画面の中で得た情報を事実だと思い込んでしまっていることも多いんじゃないかな。でも実際に自分の目で見たわけじゃない。自分は何を選び取っていくのかということを大切にしたいなと思います。自分の口から入れる物は、ちゃんと自分で選んで生活していきたい、みたいな。食べ物と同じですよね。」
次のページ>>結婚すると自分らしさは見失う?
 
24 件
カテゴリーの記事一覧

SHARE

AUTHORS

  • 共働きwith
  • ピープル
  • 上野樹里「結婚しても自分らしくいるために、お互いの役割を線引きしないのも一つの覚悟」【インタビューvol.2】