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小島慶子「令和女子のための新・教養」

小島慶子「2021年、どう働く?」ー変化の時代の中で20代~30代が一番大事にするべき資産は?

オトナになるって楽しい!小島慶子の令和女子のための新・教養【Vol.18】

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昨年は、この先の働き方について考えた人も多かったのでは。with読者の皆さんは職場での経験を積んで、自分の適性や目標が具体的にわかってきた頃かもしれません。

同時に、子どもがほしい人は出産年齢や妊活期間などから逆算して結婚を考えたり。共働きはデフォルトだとして、対等に家事や育児をシェアできる相手かどうか……とこれまた悩ましい。一人で生きていくのもいいかなと思っている人は、お金の備えが必要でしょう。

最近は占いの特集で「これからは風の時代。組織から個人、肩書きよりも実力!」なんて記事もよく見かけるし、年功序列のメンバーシップ型から、専門性を重視するジョブ型の採用になっていくとも言われています。

そして、22歳人口は2022年から減少傾向に入ります。2021年度採用から新卒の人材難が本格化するのです。優秀な新卒人材の奪い合いになる一方で、キャリア採用が活発化すると見られています。

今はもう従来のような非人間的な働き方は誰もしたくないですから、ワークライフバランスやダイバーシティ、ハラスメント対策に後ろ向きな古色蒼然とした職場は生き残れないでしょう。これまで一向に変わる気配のなかった日本の職場が、ついに変化の時代を迎えるようです。 
大手企業やIT系企業ではテレワークが進み、都心の自社ビルを売却する企業も続々。オフィスを改装してデスクの数を大幅に減らした企業もあるとか。パンデミックが終息したあとも、一部では「満員電車で毎日出勤」ではない働き方が定着しそうです。

同時にデジタル化が進み、これまで人がやっていた仕事が不要になるかもしれません。職場へのAI導入で仕事を失いやすいのは、女性だとも言われています。

一方で、女性の可能性を広げる動きも。大手総合商社の丸紅が、2024年までに新卒採用の総合職の半数を女性にすると発表しました。柿木真澄社長は「環境変化に柔軟に対応するには、同質的な集団からの脱却が必要不可欠」と語っています。

同質的な集団! そうだそうだ、仕事最優先で家事も育児もそっちのけの男性ばかりの職場では、もう成長は見込めないぞ。やっとやる気になったか……丸紅に続く企業が増えることを願います。
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