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You Only Live Once!-與真司郎(AAA)の人生相談-

與真司郎(AAA)「緊張は敵ではなく“味方”。大事な場面で100%の力を発揮するための心得」歌詞が飛ぶ、ライブでのミスも乗り越えて【第10回】

AAAのメンバーとして人気急上昇中だった27歳の頃にLA留学を決断するなど、信念を貫いて独自のキャリアを歩んできた與真司郎さん。この連載では、これまでの活動で得た経験則やメンタルマネジメント術を中心に、あなたが少しでもポジティブになれるような考え方をシェアします。

今回は、“あがり症”が原因ゆえに仕事で活躍できないことに悩む女性にアドバイスをもらいました。誰しも緊張はしてしまうものだが、何万人ものファンの前でパフォーマンスをする與さんが出した「緊張への向き合い方」とは――

今週のお悩み

人前に立つと絶対に緊張してしまう。どうしたら本番に強くなれる?

「営業職で4年目を迎え、最近はクライアントへの大事なプレゼンも任せてもらえるようになりました。でも、いざ人前に立つとアガって声が震えてしまったり、質問をされた時に困ってしまったり、本番で上手く力を発揮できません。與さんはライブなど大勢のお客さんの前で一発勝負の場面が多いと思いますが、本番に向けてどんな準備をしていますか? また、緊張しないための心構えはありますか?」

「大丈夫。失敗しても人生が終わるわけじゃない!」

緊張は“敵”ではなく、“味方”!

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緊張しないための秘訣は……僕にもわかんないッス(笑)。わからないというよりは、まだ自分なりの答えが見つけられていない感じかな。だって、デビューしてから16年経ったけど、いまだに僕もライブの本番前や歌番組の収録直前は緊張しますよ。ちょっとだけ……ですけどね。

そもそも多少の緊張感があったほうが気合いの入ったパフォーマンスができたりするし、無理に落ち着こうとしないで、緊張していることを楽しみながらそのままステージに上がっている感覚です。つまり、緊張は“敵”ではなく“味方”! どうしようもない人間の生理現象として、受け入れたほうがラクになれるはずです。

若い頃は、大きなチャンスを目の前にすると「失敗したら人生終了」みたいに考えちゃうと思います。でもね、そんなに自分を追いつめないでください。僕も大事な場面で何度もやらかした経験があるけれど、こうして元気に生きてますから(笑)。歌番組で歌詞を飛ばしてしまったこともあるし、AAAのライブ中にタオルを振る演出を忘れて自分だけ手ブラだったこともある。衣装のチャックが開いたまま踊っていたことだってあります(笑)。僕はダンサーとしてキャリアをスタートさせて、歌を始めたのが遅かったから、苦手意識を抱えたまま人前で歌うのが怖かった時期もあります。でも大切なことは、たとえ失敗してしまっても、「次こそは!」と前向きにリスタートすることなんじゃないかな。その姿を誰かが見てくれていると思うし、きっと必ずまたチャンスが巡ってくるはずです。

そう、チャンスは1度きりじゃありません。入りたかった会社の面接で落ちてしまっても、頑張って挑んだプレゼンで他社に負けてしまっても、自分を責めないで「今回は縁がなかったんだ」と考えてほしい。チャンスを活かせたたった一人の裏には、チャンスを逃した人が大勢います。だからその「チャンスを活かせる人」になるために、なるべく早く次のスタートを切るほうが、断然賢い生き方ですよね。大体の失敗なんて、自分自身も周りの人も、時間が経つとともに忘れていきます。あなたの過去の失敗も、当時はツラかったかもしれないけど、今振り返ると「たいしたことじゃなかったな」と思えますよね?

クヨクヨせずに前を向いていれば、また別の目標が見つかるだろうし。それぐらいのスタンスでいるほうが、大事な場面で本来の実力が出せると思います。
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