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You Only Live Once!-與真司郎(AAA)の人生相談-

與真司郎(AAA)「『どうせ女だから』禁止!僕なりの“男女不平等”に対する向き合い方」社会で活躍する女性の“強さの秘訣”【第7回】

AAAのメンバーとして人気急上昇中だった27歳の頃にLA留学を決断するなど、信念を貫いて独自のキャリアを歩んできた與真司郎さん。この連載では、これまでの活動で得た経験則やメンタルマネジメント術を中心に、あなたが少しでもポジティブになれるような考え方をシェアします。

今回は、男女不平等な職場に疑問を持つ女性のお悩みに対して、アドバイスをもらいました。

今週のお悩み

「私は仕事が好きなので、今後はキャリアアップして役職に就きたいと思っています。しかし私の会社は昔ながらの男性社会で、女性の管理職はほとんどいません。会議では上層部のおじさんの意見だけが重視されるし、時にはセクハラっぽい発言が飛び交うことも。でも、性別や年齢関係なく、あらゆる人が意見しやすい環境の方が会社もいい方向に向かうと思うし、何より社員全員が働きやすくなるはずです。

厳しい環境で日々働いているのですが、この状況を好転させる方法はありますか? また、與さんの身近で活躍されている女性の、どんなところに強さを感じますか?」

「男女の“差”ではなく、“個性の違い”と捉えるべきだと思う」

社会で活躍する女性は“自立”への強い意思を持っている

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これは男性の僕が答えるには、なかなか難しいご相談ですね。でも、僕なりに思っていること、日々感じていることを素直にお話しします。

エンターテインメントの世界は、比較的男女平等だと思うんですよね。年功序列でもないし、むしろ弱肉強食の実力主義。とにかく実力と運を持ち合わせた人が成功できる世界。

僕もずっと男女混合グループのAAAで活動してきて、男性メンバーだけが優遇されたことなんかないし、女性メンバーが甘やかされていたわけでもありません。身近な人でいうと、やっぱり宇野(実彩子)ちゃんはすごいと思います。体力的に相当キツいライブパフォーマンスを、男性メンバーと同じレベルで約16年間も続けてきたわけですからね。彼女が努力家なのはもちろん僕も知っているけれど、それ以上に陰で相当な努力をしていたに違いないと思う

たくさんのスタッフが集まる打ち合わせの場において、自分の意見をはっきりと言うのも宇野ちゃんの特徴。例えば新曲を選ぶときに、僕がAを強く推していても、「私はBがいいと思うな」ってちゃんと自分の意思を伝えるシーンがこれまでたくさんあって。でも感情的になるのではなく、相手の意見に共感する柔らかなところもあるから、人当たりが良くて、人間関係におけるバランス感覚が素晴らしいと思う。それは、エイベックスのマネジメント部で活躍している女性社員さんにも共通するポイントかもしれません。ある女性マネージャーも説得の仕方が本当に上手で、でも人の喜びや痛みに対しても自分のことのように共感できる人。

身近で活躍している人は、「男女関係なく自分の力で生きていく」という確固たる意思があるように思います。

ただ、僕はあらゆる生き方を否定する気は全くありません。でも、無意識のうちにジェンダーロールを決めつけていたり、昔ながらの「どうせ男性には勝てないし」と考えて社会で活躍することを諦めたりするのは、とてももったいない気がします。

その上、そもそも男女の“差”ではなく、男女の“個性の違い”と捉えるべきだと思う。人それぞれ身体つきや考え方が違うように、ただ特徴が違うだけ。男性である僕にとって、女性にしかない個性や特徴、アイデアには敵わないことだってたくさんある。だから性別や年齢、国籍までも、それらを全て“特徴”だと捉えられる世の中にしていきたいですよね。
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