中国と日本での別居生活が生活が3年間続く……。
2015年に中国に移住した亜衣子さん家族でしたが、2016年に日本で出産した第二子が病弱だったことと、当時住んでいた中国・北京の空気があまりきれいではなかったため、夫は中国での生活を続け、母子は日本に住むという別居婚を選択することになります。
「長女はまだ4歳で手がかかるし、生まれたばかりの下の子は病弱。母に手伝ってもらっていたものの毎日が大変でした。夫が1〜2カ月に1度日本に来て、長期休みになるとイタリアへ行くという生活を結局3年間続けました」
病弱な子どもを抱えている心配と、不便な中国での暮らしで夫婦がすれ違うことが多く、別々に暮らしていた3年間は喧嘩が増えたそうです。そんな大変な時期は、「思いやりの気持ちを持つことで乗り越えられた」と言います。
「言葉でのコミュニケーションはもちろん必要ですが、姿の見えない相手の状況を想像して思いやりの気持ちを持つことが大事だとに気づきました」
その後、長女が小学校にあがるタイミングで夫の仕事が北京から広東省に変わることになり、晴れて家族4人での生活が再スタートします。
「離れて暮らしていた時期が長いので、一緒にいることで心が安定して今は穏やかな毎日を送れています」
家事時間を最低限にするために利用しているものとは?
個人事業主とし、仕事と家事を両立する亜衣子さんの目下の悩みは、働く時間を工面すること。子ども二人は現地のインターナショナルスクールに通っていますが、長期休みが多く、その度ごとに仕事が中断してしまいます。そして、個人事業主ならではの悩みも……。
「子どもたちが学校に行っている6時間の間にどれだけ効率よく仕事をするかが勝負になりますが、家で仕事をしているのでダラダラしたり、家のことが気になってしまうことも。とにかく仕事に集中することを心がけています」
「仕事に集中するために家事は最低限しかしない」と言う亜衣子さんが頼っているのが、便利家電とデリバリーサービス。床には吸引タイプと床拭きタイプの2台の掃除機が動き回り、窓ガラスには窓拭きロボットが張り付いて拭き掃除。洗濯は乾燥機付き洗濯機ですませるなど、家電をフル活用。料理だけでなく、市場で販売されている食材やスーパーの商品まで全てデリバリーで運んでもらっています。
「しばらく家から出なくても生活ができるほど、どんなものでもデリバリーしてもらえます。時間を節約できる反面、全く歩かないので運動不足になりますね」


お肉と魚は外資系スーパーより、野菜は市場の八百屋さんより届けてもらったもの。
そして、子どもたちに家事を手伝ってもらうのもポイントなんだとか。
「夫は帰宅時間が遅く手伝ってもらえないときが多いので、お小遣い制で洗濯物を畳んでもらったりして、私だけが家事をするという状況にならないようにしています」


イマドキ夫婦の十人十色

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