妊活を機に仕事のスタイルを変え、住まいの買い替えや家事分担も時々で見直す。変化を楽しむ結婚9年目のいま【イマドキ夫婦十人十色vol.19 下村さきさん夫婦の場合】

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俺様気質だった夫が〝良いパパ〟になるまで

俺様気質だったという夫も結婚を機に穏やかな性格に変わり、さらには子どもが生まれて、いまでは〝良いパパ〟に。これには「こんなに変わるとは思わなかった」とさきさんも嬉しい誤算。大きな転機となったのは、第2子の妊娠時期だったという。

「1人目を妊娠するまで家事はほぼすべて私がしていたのですが、つわりが始まって何もできなくなってしまって……。何事も完璧にやりたい私はかなり落ち込んだのですが、話し合いをして家事を分担するように。それでも出産後しばらくすると、家事はほぼ私がやるような生活に戻っていました。その後、2人目を妊娠。ほぼワンオペで行っていた家事育児と2人目のつわりが重なり、自分の感情がコントロールできなくなって、ついにブチ切れ!!!(笑)。今では笑い話ですが、そこで私が家出をしたことにより、夫が生まれ変わりました」。

いまはコロナ禍で控えているが、普段は家事代行サービスと母親に2割程度外注。

2度の話し合いでわかったことは、さきさんの夫は〝家事をしない夫〟ではなく〝家事を知らない夫〟だったということ。男女平等を理想とするいまの社会とは違い、共働きwith世代の親は専業主婦家庭もまだまだ多かった時代。育った環境でその価値観は異なる。

「夫はどういう家事があるかもわからなかったんです。それを理解し、家事を分担するようにしたら、夫は洗濯が嫌いみたいで洗濯だけは頼まないとやってくれませんが、ゴミ出しは100%やってくれますし、土日だけでいえば夫のほうが家事量は多いくらい」

家事分担をするようになってさらに変わったのは、ほぼワンオペでさきさんが家事をやっていたときよりも、夫からの「ありがとう」の言葉が増えたこと。夫は家事の大変さを知り、妻は感謝の言葉でまたがんばれる、いい循環が生まれたよう。

過去には妊活を機に仕事のスタイルを強制変化次のページ
 
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イマドキ夫婦の十人十色

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