妊活を機に仕事のスタイルを強制変化
子どもにも恵まれ、家事分担も自分たちのスタイルを模索し、順風満帆に見える結婚生活を送っているさきさんだが、ここに来るまでには辛い出来事もあった。
「結婚後、しばらくして妊娠がわかり喜んだのも束の間、流産してしまったんです。いま考えればオーバーワークだったんだと思います……。何事も手を抜けず、ついついがんばり過ぎてしまう自分の性格を認めて、仕事のスタイルを大きく変えることにしたんです。私なりの妊活でした」

「妊活を機に会社員からフリーランスになって、仕事量はもちろん、時間のコントロールが自分でできるようになったのは、妊娠、出産にもよかったし、その後の育児にもよかったと思います。共働きは結婚後のライフスタイルというよりは、ひとりの人間として続けたいこと。そして、子どもの成長を近くで見守りたいいまの私にとっては、フリーランスのほうが都合がいい。付き合っていたときは『専業主婦になって』と言っていた夫も、いまでは『働いていたほうがいいね』と(笑)。安定感もあって、必要なときには収入を増やすこともできる、夫が会社員で妻がフリーランスの組み合わせは最強だと思います」
女性が結婚後も働くことが当たり前になりつつあるとはいえ、まだまだ制度や環境が整っていないのも日本の現実。自分の幸せを守るためには、自ら自由な働き方を掴み取る勇気も必要かもしれない。
結婚後に仕事のスタイルを大きく変え、この8年間で家も買い替え、さらなる買い替えも検討中だという下村夫婦。さきさん曰く「死ぬこと以外、かすり傷」と、よりよい結婚生活にするために変化を恐れない、さきさんの姿は何より頼もしい。
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「居場所が多いことは精神的な安定にもつながります」とさきさん。仕事は恋愛カウンセラー、アクセサリー販売・PRなど多岐に渡る。この日は「副業」をテーマにしたワークショップを開催。