フラワーデザイナーで2児の母。ケンカばかりの日々から夫婦の危機を救った"マリッジコース”で学んだこと【イマドキ夫婦の十人十色  vol.4 宇田川 恵美さん夫婦の場合】

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とことん向き合うことの大切さを知るきっかけとなった"マリッジコース"

クリスチャンである恵美さんは、イギリスで通っている教会が主催している「マリッジコース」の勧めを受け、夫婦で参加することに決めたのだ。

「マリッジコース」とは、夫婦が2人の時間を大事にすることを学ぶプログラム。イギリスではメジャーで、クリスチャンでなくても参加する夫婦が多い。子供は教会で預かってもらえ、子持ちの夫婦でも心置きなく参加できる。「毎回コース料理が出てきて、それを食べながらゆっくり話し合えるんです。毎週2人でデートに行くような感覚で参加できました」

まず映像を観るのだが、その内容は、1つのテーマに対し、街角インタビューを行い様々な夫婦が答えているもの、ホスト役である牧師夫婦が語り合うものなど様々。その後、映像に基づいて出された質問やテーマについて、夫婦でとことん話し合うという流れだ。深く掘り下げるため、時にはお互い号泣しながらディスカッションしたことも。

「“豊かなセックス”というテーマが出され、2時間それについてガッツリ語り合うというかなりハードな回もありました(笑)が、普通話さないようなことに向き合うことで夫婦仲が深まったので結果的にはよかったです」毎週宿題が出されるので、必然的に週に2回は夫婦で話し合う習慣が身に付いた。

そのマリッジコースの中で、日頃思っていた不安や不満を思いっきり吐き出すことで、結果、お互いを許し合えるようになり、ケンカも減っていったのだ。

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日本語版のテキストも用意されている

ケンカせず、仲良しでいるために決めた2つのルール

マリッジコースを卒業してから「週に一度はデートすること」「ケンカしたらその日に解決する」という2つのルールを決めた。

「本当は子供の前でケンカしないのが理想なのですが、もししてしまった時はちゃんとお互い膿を出して、仲直りのハグをするまでをしっかり子供たちにも見てもらうようにしてますね。だから子供たちも、仲直りする時にハグするようになりました。時には6歳の長男が、ケンカの仲裁をしてくれることもあるんです(笑)」

今までは、言い合いになって収集がつかなかったケンカも、良好な関係を育むきっかけに変化した。「こんなに頑張っている私に、何でありがとうと言ってくれないの!?」と自分中心的だった恵美さんだが、自分から夫に心からの「ありがとう」を伝えることができるようになった。

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イマドキ夫婦の十人十色

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