「仕事を辞めたい」と思った時に、必ず思い出してほしい“あること”【藤本シゲユキの一発逆転恋愛学 第117回】

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ネガティブな感情は、そのままにしてもいい

職場でのストレスを溜めるほど、仕事はつらくなる

さらに、感情労働が向いている人は、民度が低い人間のことを見下すことができるので、相手に何か酷いことを言われたとしても、「虫がなんか言ってるわ」ぐらいの気持ちで乗り切ることも多いです。

必要以上に職場に対して忠誠心を持っていないので、感情労働の真っ最中でも他人事で済ませられる器用さがあるし、限界を超えてまで頑張ることはしないです。

逆に、感情労働に向いてない人は、ネガティブな感情が出てきたときに、それを否定してしまうんですよ。「そんなこと考えちゃいけない」「人に対してそんな風に思ったらだめ」というように。

だから、どんな人が相手でも見下すという概念がないので、たとえ民度が低すぎる人間であっても、「自分と同じ人」として扱おうとするんですね。

しかも、感情労働に向いていない人は道徳的なので、誰かの悪口や愚痴を言うこと自体に抵抗がある場合もよくあります。感情労働をしたときの愚痴って、その労働をさせた人間の悪口を言うことがほとんどなので、向いていない人は発散ができず溜め込んでしまうことが多いです。

そうやってストレスを溜め込んでしまう上に、人の悪意や怒りが苦手で傷つきやすいわけですから、どんどん仕事がつらくなっていくんですよ。

でも、「辞めたら迷惑がかかるから辞められない」「これぐらい我慢できない自分が悪い」というように考えてしまい、思い切って退職ができないのも、感情労働に向いていない人の特徴と言えるでしょう。

僕は、向いてない仕事はすぐ辞めてしまえ派の考えなのですが、そうは言っても、嫌な仕事をなかなか辞められない人がいるのはしょうがないと思っています。

人それぞれいろんな事情がありますから、金銭的な理由や家族のしがらみなどが理由で今すぐは無理という場合もありますからね。

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藤本シゲユキ「一発逆転人間学」

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