どんなときに気象病の症状は出やすい?

自分の不調は気圧によるものなのか、それとも全く関係がないのか……。見極めるにはどうしたら良いのでしょう?
「おそらく気象病で不調になっている人は、自分で何となく気づいていると思います。いつも雨が降る前に頭痛がするとか、体が重くなるとか。患者さんにも、『これから雨が降るな』などと天気予報ができる人は多いんです。それで『え、すごい晴れているけど?』と思ったら、本当にその後ゲリラ豪雨がきたりします。
特徴的なのは、雨が降っているときより、降る前のほうが症状が強くなることです。それは、気圧差が大きくなるから。要するに気圧が急に上がったり下がったりする、その変化がもっとも体にダメージを与えるのです。逆にずっと雨が降っているときは、気圧が安定しているので意外と不調を感じません。そんなふうに、『私の不調は天気予報とリンクしているな』と感じる人は、ほぼ気象病に該当していると言っていいでしょう」
気象病だと思われる場合は、毎日の気圧変化を確認する習慣を身に着けると、不調への準備がしやすくなるでしょう。
「最近は気圧変化と頭痛を連動させたアプリがいろいろと登場していますので、そういったものを利用するといいでしょう。私のオススメアプリは“頭痛―る”です。気圧変化グラフと、それに合わせた体調警戒レベルを教えてくれます。自分の体調を詳しく記録できるようにもなっていて、それが気圧グラフに反映されるので、それを見れば自分がどういうときにどういう不調が出やすいかもよく分かりますよ」

久手堅先生もおすすめする「頭痛ーる」は、気象に関係する疾患を持った人の気象や心身の変化による体調不良に備え、不調を軽減するための情報を提供している、気象病予報・体調管理アプリです。アプリの総ダウンロード数はなんと、800万ダウンロード以上と大人気。(2022年5月時点)
心と体トピックス

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