最近、ネットやテレビのニュースでも取り上げられ賛否を巻き起こしている、さんぽセルをご存知ですか。
全てのランドセルに取り付けてキャリーケース化できるスティックで、小学生が中心となって発案した商品です。教科書のオールカラー化、タブレット学習の普及などの理由から年々重くなっているランドセル。さんぽセルは、それを背負う小学生の負担を約90%軽減するとうたって今年の4月に発売され、現在は商品到着まで4ヵ月以上待ちという人気ぶり。しかし、ランドセルを背負わなくするという発想に対して、この商品について取り上げたニュースサイトには1000件を超える批判が寄せられました。
実際にランドセルを使用中の小学生が発案し、試作を重ねて作った物なのだから、その必要性を疑う余地はないと思われるのですが、批判を寄せる大人たち。それほど、大人になってもランドセルへの思い入れが強いということでしょうか。
このように昨今、価値観が多様化しているものの、いつの時代も小学生のアイコンとして注目されているランドセル。
共働きwithでもこれまで3回に渡りランドセルの購入に関して、いわゆる「ラン活」の始め方と必要性、そして人気の工房系ブランドの良さを探ってきました。今回はその集大成として、今年、ランドセル記事を編集するにあたってよく名前があがったブランドに、編集部が厳選したオススメのブランドを加えて紹介します。
前回の記事でラン活経験者の小学生ママが「どこのメーカーも努力と工夫を重ねて作っているから、よっぽどの事がない限りランドセルで失敗はあまりないと思う。あるとすれば、デザインの好みの問題じゃないか」と言っていたように、ランドセル自体が粗悪品という問題は起こりづらい現代。
ランドセル選びの成功は、親子で気に入るたったひとつを見つけるために、たくさんの情報を収集して整理して、その中から見極める力にありそうなので、最後までしっかりチェック!
販売数の過半数以上を占めるのは、量産系ランドセル
まず、全国のランドセル販売数シェアの多くを占めるのは、ランドセル専門の大手メーカーや流通大手のプライベートブランドのような工場で生産される量産系です。
【ランドセル専門の大手メーカー】は、やはり知名度と実績が圧倒的! 人工皮革がメインの展開になっていて品質と価格の安定感が保護者に支持されているとともに、流行のデザインや機能もすばやく取り入れているから子どもからも人気です。購入時期によっては、早割を設けているメーカーも。
なかでも全学年でシェアNo.1をうたうのは、天使のはねブランドを出すセイバン。TVCMでその名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。次に、フィットちゃんというブランド名でよく知られているのが、ハシモト。フィットちゃんは、車のライトでピカッと光る反射パーツ付きが保護者に支持されています。また、今では工房系でも人気の人工皮革素材・クラリーノでランドセルを初めて作った、協和のふわりぃもよく売れています。
【流通大手が手がけるプライベートブランド】というのは、全国各地に店舗があり、普段の買い物ついでに寄れることから、試着や購入に訪れやすく、よく売れています。
収納力がウリのかるすぽブランドが大人気のイオンや、イトーヨーカドーの商品は、買い物の利便性が抜群。三越伊勢丹や、高島屋、阪急百貨店などのデパート系プライベートブランドは、ファッションブランドとコラボしている場合も多く、デザイン性に優れています。また、デパートのランドセル売り場には専門性の高い販売員がいるので、相談しながら購入できることがオススメポイント。コストパフォーマンスの良さで注目されるのはニトリで、中国製ですがグッドデザイン賞を受賞したランドセルが2万円台から手に入ります。
子どものおしゃれトピックス

「子どものおしゃれトピックス」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
こちらもおすすめ
結婚しても、子供を持っても、自分らしく働き続ける女性にエールを!仕事と家庭を上手く両立させるコツ、忙しくも楽しい共働きライフを支えるライフハックが充実!
お友達登録で、ファッション・ライフスタイルなどのお役立ち情報が毎週届きます!

アンケート隊「with会員」募集中!
withのアンケートやプレゼントキャンペーン等にご参加いただく会員組織。会員限定のイベントへのご案内や、withからのお得な情報を受け取ることができます!